これはいろいろ複維な経路がありますが、何といいましても高度の需要が発生をいたすわけでございます。そして、まずそのために、巨大な需要に立ち向う安定した供給力というものが必要でありますが、その際に高度の成長に対して供給体制が立ちおくれておりますと、そこに需要と供給のアンバランスというもが一つ出てくると思います。それから供給体制がかりに安定しておりましても、いわゆる労力の需給の逼迫というものは次第に激しさを加えてまりまして、この面から来るところの賃金の上昇いうものが避けられなくなります。賃金の上昇いうもの自体が所得インフレ的な様相を呈していりますと、これはこれで非常に個人需要が強くなってまいりまして、これもいわゆるデマンドプルの大きな要素
