輸入がある程度伸びるということが、すなわち農業の後退作戦につながるとは私ども考えておりません。一面におきまして、いわゆる新全国総合開発計画では、鶴園さんも御存じのように、農業地を昭和六十年までに一割以上伸ばす、こういうふうに考えております。そしてまた農業人口は御存じのように明らかに減ってまいります。そして一人頭の生産というものをどうしても高めてまいらなければならない。それの基盤としての農地法の改正も今回提案されておる、こういうことでいつまでも封鎖経済的な要素を残しておくわけにもまいらない。そして私どもが一番心配しておりますのは、工業方面の生産性だけがひとりどんどん高まる。そして農業なり、あるいは中小企業等の低生産部門の生産性というも
