ちよつと御参考のために申上げて置きますと、御承知のように従来国の一般会計のほうは勿論純粋に現金の当該年度中の受拂いというもので立つておるわけであります。それで我が国の会計制度はずつとこの原則に立つておりまして、従つて特別会計におきましても、一般会計と同様の経理をして参つたわけであります。その後事業的な性格の特別会計がだんだん殖えて参りまして、その結果といたしましてまあどちらを以て押えるかということは常に議論になるのでありますが、まあ一般会計との関連等もありまして、例えば会計間の繰入れをお互いに取りあうということになりますと、片一方は現金的であり、片一方はいわゆる純粋の会計学的の支拂をすると食い違いも出て来るし、各種の不便もございます
