別に反論申し上げる気はないのですが、確かにおっしゃるように不十分であったという点は私はあったと思います。やはり私こういう感じがいたすのです。これはやはり日本の経済成長の発展段階というものにも関係してきておるのじゃないか。そして成長第一主義、数量的な成長、いわゆる規模の利益を追求する成長、そうしたことが今日ずっと行なわれてきておりまして、そしてやはりそれに対する反省というものが今日になってようやくほうはいとして起こってきておる。でありますから、御存じのように新全国総合開発計画というようなものも新たに考えられ、いろいろな意味で新しい国土開発の方向というものを最近になって政府も打ち立てておる。そういう意味においては私は少し、旧段階における
