どうも木村さんの御意見と私の意見は一致していると思うのですけれども、決して賃金だけのことを考えておりません。それからまた、御存じの引き締め政策の成果というものが、なおここのところ経済の鎮静化をずっとしばらく続けると思うのですが、そうした中において、やはり労働力においても需要供給の条件の変化から、ある程度変化があらわれてくるかもしれません。そういう点もわれわれは十分に見詰めなければならない。ですから、所得政策の採用をいますぐ非常に急いでいるというのではなくして、検討をしておるのでございます。この経済の変化というものを、ちょうど時期でございますから、十分見きわめてものごとを考えてまいりたい。 国際物価につきましては御指摘のとおりであ
