そこで、日本の国際価格からいえば、キロリットル当り三万円以上の高いアルコールを作っている、こういうことになりますね。ところが、このコストの百分比を拝見しますと、大体主原料費が、澱粉を使ったものは、六割ないし七割みなかかっていますね。ところが、パルプ廃液でやれば、これが四%か五%と、非常に大きな開きになっておるわけです。そこで私の申し上げたいのは、そんなにコストが、原料費だけで六割も違うというようなことであれば、これは国家的の大きな目で見れば、できるだけパルプ廃液を原料とした工業用アルコールを作るというふうに、国の方針としては当然行かなくちゃならぬ。国際比価から見ましてもそう思うのですが、そういうふうに極力方針を向ける上においての難点
