補給の要請があったときに、一切これはノーと言われるというふうな今の総理のお言葉でありますが、先ほどの外相のお言葉では、主として断わるが、イエスという場合もあり得る。そこに違いがありますが、私は外相の言われることが実体に即しているので、補給業務さえ日本がノーと言えば、共同防衛の意味をなさない。ヴァンデンバーグの精神に反する、こう思うのでありますから、これは全部はノーとは言い切れないと思いますが、もう一ぺんお考えをいただいて御返事を伺いたい。
補給の要請があったときに、一切これはノーと言われるというふうな今の総理のお言葉でありますが、先ほどの外相のお言葉では、主として断わるが、イエスという場合もあり得る。そこに違いがありますが、私は外相の言われることが実体に即しているので、補給業務さえ日本がノーと言えば、共同防衛の意味をなさない。ヴァンデンバーグの精神に反する、こう思うのでありますから、これは全部はノーとは言い切れないと思いますが、もう一ぺんお考えをいただいて御返事を伺いたい。
商売で物を買う意味でありませんので、たとえば食糧を補給するとか、衛生業務にたずさわるとか、あるいは燃料を供給するとか、それを自衛隊が隊としてやることは、私はノーと言い切れないと思う。その場合におきましては装備編成された一つの組織体としての自衛隊、それが補給業務で米軍に直接の自衛の意味ではなくて極東の安全、あるいは平和維持のために出動する、米軍に協力する。ここは非常に違憲の疑いがあるデリケートな問題であると思いますが、その点についての憲法解釈を伺いたい、こういうわけであります。
私がはっきりさしておるのに法制局長官は仮定の問題とおっしゃる。自衛隊が隊として燃料や食糧や病院を協力義務として、協力の能勢においてやるということは当然起り得るので、これは憲法上差しつかえないか、こう伺ったのですが、これは常識的に総理から答弁ができると思います。商売で買うのじゃないのです。
外相の答弁よくわかりました。ところが今までの憲法解釈では非常に自衛というものを厳格に解釈しておって、極東の安全というようななものには自衛は入らないという従来の政府の解釈と少しニュアンスが違うのですが、そこを総理に私は伺いたい。
今の総理のお答えと外相の答えとはニュアンスの上において違うのです。ところが外相のお答えの方が、私は実際に合っておると思うが、今までの憲法に対する政府の解釈としては非常に開きがある。私は時間の関係でこれ以上この問題には触れませんけれども、一つ十分政府間におきまして、この問題は宿題として真剣にお考え願いたい。これはずいぶんむずかしい問題でありますが、一つ御研究をわずらわすことを申し上げておきます。 それから次に、沖縄に武力攻撃が行われた場合に、条約の問題とは関係なしに、潜在主権の問題で、日本の協力を求められ、もしくは日本がこれに対して防衛をすることを積極的に米軍に話して、米軍がそれにイエスと言った場合、そのときには、当然日本は補給業
そこで事実問題として、日本がそういう場合に沖縄に行く、どうせ大きな武力攻撃でありますから、アメリカとフィリピン、台湾、朝鮮、これと軍事行動がそこで競合する。事実問題として私は差しつかえないと思うのですが、その事実はお認めになりますか。
性格は違いますが、四つの国の軍隊が沖縄で戦うという事実が起る、当然起ると思うが、それはいかがですか。
ええ、いいでしまう。
新安保条約は日本の憲法の範囲内で、こういうことを総理はしばしば言われますが、具体的にはどういうことですか、憲法の範囲内というのは。
核兵器持ち込み禁止をどういう方法で規制されますか。
条約の中に明記されるのですか、あるいは付属文書ですか。
事前協誰の中に包括するという意味ではなしに、別にという意味ですか。
持ち込み禁止は協議事項ですか、あるいは別項ですか、核兵器は。
次に、原子攻撃に対しては米軍の核兵器でもってこれに対応する、こういう政府の考えであると思いますが、その米軍が持つ核兵器は沖縄からくるという意味でありますか。
そういうぼんやりしたことでなしに、つまり武力攻撃が日本にくる、核攻撃が日本にくる、それに対しては米軍の核兵器でもって対応しなくちゃならぬ、日本に持ち込まないなら沖縄の核兵器でやるのですか。もう少しはっきりしたことを総理にお願いします。
総理に。
私は速記録を引きますと時間がかかりますけれども、つまりこういう場合には持ってもやむを得ないということを総理はしばしばおっしゃっておる。そこで私は日本に持ってこないなら、アメリカは沖縄の基地を使うよりほかに方法がないのじゃないか、こういうふうに言っておるのですから、イエスと言われるのが当り前だと思いますが、防衛庁長官の答弁では私納得できません。
総理はこの問題、しばしばおっしゃったお答えがあるのですから、沖縄から応戦するのかという点についての御返事をいただきたいと思います。
どうも時間の関係で私は困るのですが、総理の答弁を引きます。去年の三月三十一日の衆議院内閣委員会飛鳥田氏に対する答弁です。「そういう兵器をもって侵略を防ぐほかないというような事態の場合において、アメリカ軍がそれを用いるということについては、これはやむを得ない措置じゃないかと思います。」これは核兵器で応戦するというのはやむを得ないというのです。ところが日本に対して核兵器の攻撃があったら、アラスカから飛んでこなくても、沖縄に基地があるんですから沖縄からが当然じゃないかと思います。それを聞いているのです。
沖縄からの場合もあり得ますか。