今後の見通し、構想といいますか、大ざっぱに申しますと、日本ばかりでの経済ではなしに、世界じゅうの先進工業国の経済が異常な状況に置かれていますが、これらの諸国の計画などを仄聞するところによりましても、またわが国の経済について私どもの構想いたしますところも、昭和五十年度中くらいに経済の進み方を常態に戻して、そして次の五十一年からは正常な出発がもう初めからできるような、そういう方向の構想をしてまいりたい。たとえば、いまも加藤さんからお話がございましたが、昭和四十九年度の末、すなわち来年の三月に消費者物価の上昇率を対前年同月に比べて一五%程度というような要望もあるわけでございますが、一五%というところでは、私はまだ高い物価の足取りだと思いま
