あなたの方の会社で担任された作業場においては事件が起つたということについてお聞きになつたことはないですか。
あなたの方の会社で担任された作業場においては事件が起つたということについてお聞きになつたことはないですか。
大阪造浜廠はあなたの方の管轄ではなかつたのですか。
しかしあなたの方は東京地区も受持つておられますね。九州、四國ばかりじやないですね。造兵廠があつたかなかつたかは別として、大阪地区もある。名古屋もあるんですね。
しかしかりにも兵器処理委員会のわずか五名の委員の一人として、しかも代行機関として作業をやつておいでになる会社の責任者が、自分の扱つておる作業現場の一々個々の名前についてはむつかしいかもしれませんが、その範囲について四國、九州というだけしか記憶されぬということはどうかと思う。殊に扶桑金属は大阪の会社ですし、現に兵器処理委員会から出した報告書の中に、東京、大阪、名古屋みな出ておるのですよ。
それは私が惡かつた。その点は訂正します。そうすると最初の私のお尋ねしたのは扶桑金属のつもりでばかり聽いておつたからそういう間違いが起つたので、それは私が失礼しました。私が非鉄金属についてお伺いしたいときに否定してくださればよかつたのです。
大体あなたは何も御存じないということですね、実際は。
きようここに同伴して傍聽席におられます鈴木宏君という人はどれくらいの限度に事実の内容を知つておられますか。それは御存じですか。
現在の処理部長というのは神戸におるのですか。
いずれこの委員会は明日以後は小委員会をつくつてさらに詳細に調査を進めることになつておりますから、小委員会の方で御足労を願うことになるだろうと思いますから、そういうことにいたしましよう。 ほかにお尋ねになることはございませんか。 〔「ありません」と呼ぶ者あり〕
それでは御苦労さまでした。 次に金上証人にお尋ねします。兵器処理委員会の大綱については、本委員会としては大体当時の契約責任者である青木内務省調査部長並びに小松隆君から証言を聽きまして、ほぼ承知しておりますが、あなたはいつごろ兵器処理委員会の委員として前任者をお迭りになつたのですか。
それ以前のことについては御存じないのですか。相当事情を御承知になつておりますか。
こういう点お聽きになつたことはありませんか。兵器処理委員会が内務省調査部長と契約書を取交して廃兵器の拂下げを契約した。そのときにあなた方の会社からの代表者も立会人という立場で署名しておられますね。その場合に内務省側の青木という調査部長は調査部長という單なる責任において締結されたのか、内務省として大臣の決裁を経て契約を締結されたものであるかどうかという点についてお聽きになつたことはございませんか。
それではやはりあまりよく事情を御存じないようですから、二三現場の模樣についてお尋ねしますが、あなたの方の会社は主として非鉄金属を扱うのですね。
あなたの方の担任された現場において作業を遂行する上においての機構、それからその作業を監督する機関との関係はどういうことになつておりますか。
それで実際に作業をなさつたのは、会社が直接作業された場所もあるであろうし、請負業者に請負わせた場所もあると思います。その場合に請負業者の作業の進行状況について、またその内容についてどういう監督方法をおとりになつたかということです。
作業現場に働いておつた元職業軍人を嘱託とかその他の名儀でお使いになつたことはあるのですね。
軍人はあなたの方は一人もお使いにならなかつたのですか。
それから作業現場でスクラツプとして拂下げられて各方面に賣られたわけですね。それもありましよう。それからあなたの方が直接買売けられたこともあるわけですね。
いや兵器処理委員会の中にそれぞれ品種別に特別委員会ができて、その特別委員会で査定承認して、それぞれ需要者に販賣というか拂下げられたわけですね。その拂下げられた中であなたの方で直接拂下げを受けられた量はどれくらいになりますか。
一割にならぬわけですね。ではこういうことをお聞きになりませんか、スクラツプとして拂下をした製品で、実はそのまま使用に耐えるものが、形式をスクラツプにして拂下げて、拂下者から割戻金を受けておる。こういうことについてはどうですか。