ないつたつて、それはもうあなたがないと思われるならば仕方がありませんが、あるという場合があり得るですね。あなたが御存じなければやむを得ませんが……。
ないつたつて、それはもうあなたがないと思われるならば仕方がありませんが、あるという場合があり得るですね。あなたが御存じなければやむを得ませんが……。
あなたの方で現場で処理された物資の中で、金属関係以外の物資はどういうふうに処理されましたか。
それは一應形式を調べればそういうぐあいになつているわけですが、実はいろいろ私の手もとにも、飛行場とか造兵廠とかいう所から、いろいろな情報がここにもたらされてきておるわけです。上の方においでになるあなた方としては御存じなかつたかもしれないが、現実にはあり得るような、確実は情報とも思われるものがあるわけです。そういう問題がどこから起つてきたかということが、当然この委員会においても問題になるわけです。あなたが御存じなければやむを得ません。 それじや最存にお尋ねしますが、兵器処理の数量について、この兵器処理委員会から出された資料によりますと、鉄鋼が約百九万何千トン、非鉄金属部類が二十万トン前後ということになつておるようでありますが、これ
そうです。回收予定数量としてそういう数字が出ておるのです。二十一年三月三十一日の回收予定数量がそういうように報告されておるのです。
大体この兵器類は一遍連合軍に接收されて、連合軍から日本の民生安定に役立たしめるという目的で返還されたものですぬ。そうするとそれらの品物が一々移動されたわけではなくして、主としてリストによつて引渡しなり返還なりがされておると思うのです。そのリストを見ることなくして、ただ品物を現地々々でごらんになつて、こういう数量がきめられたものと思われたのですか。
その点はどなたにお尋ねしても非常に不明確で、全然リストをごらんになつておらぬようですが、あなたもやはりリストをごらんにならなかつたのですか。
その鉄鋼、非鉄金属を合して回收予定数量百二十八、九万トンというものに対しては、それが妥当な数字と当時ごらんになつたのですか。それとも実際においてはわかぬというようにごらんになつたのですか。
後になつてもお聞きにならなかつたのですか。
どこからか別な方面からでも、鉄鋼の総量が相当多量にある。たとえば七百万トン程度あるというようなことについてお聞きになつたことはないのですか。
もちろん鉄鋼はあなた方が直接担任されたものでないからお聞きにならなかつたかもわかりませんが、鉄鋼についてそういう大きな数字上の違つた面が出てきておるのです。從つて非鉄金属についても数量の上において、実際に処理した数量と予定数量と現実にあつた数量との間に食違いがありはせぬかと考えられるわけですが、そういうことについては何ら疑問をおもちにならなかつたわけですか。
どなたかお尋ねになることがありますか。
ほかにお尋ねになる方はありませんか。——それでは私から一つお尋ねいたします。兵器処理委員会は予定は大体去年の九月に終るはずだつたですね。
どういう理由で今日まで最後の決済が延びたかということについて、どうお考えになりますか。
鉄鋼の方はあなたの関係外のものですが、委員会構成の委員として、どうしてその予定より延びたか、そうして今後どのくらいの期間を要するとお見込みになりますか。
当局と言いますと、すでに廃兵器は拂下契約書によつて拂下げられて、その拂下げられたものが販賣された額と処理に要した額とを差引いて、もし余裕があつたならば政府に納める、もし赤字が出た場合には政府が考慮する、こういうことになつていて、その処理は一々政府の指図を受けているのでなく、委員会自体が独立の権能において今まで処理してきたのでしよう。
それならば今後といえども当局の指示をまつということでなく、委員会自体でできるわけではないですか。
しかしそれは非常に見当が違うのではないか。最初からあなたばかりでなく、他の証人の諸君も、これは純然として独立会計でやつておる、独立の機構を設けてやつておるということを力説されている。そうすると、それと新会社との関係が起つてくるわけはないではないか。それからまたそれはすでに処理される区分が明確になつておるわけでしようから、どうしてその新旧会社の勘定の関係が絡みついてくるのですか。経理も全然独立ということになつておるならば……。
終結にするということは、何も新旧会社の勘定に関係するということでなくて、ただ兵器処理についての一應の処理が終つたから、非鉄部門だけは終末にしてほしいというあなたの御希望なんでしよう。
ところが、これは最初拂下げする契約書にもある、兵器処理委員会の定款の中にもある通り、計算はプール計算ということになつておる。そのときに鉄鋼部門と非鉄金属部門と別々にプール計算することになつておるのですか。全体を包含しての計算でしよう。
そうすると非鉄部門だけが終了したからといつて、それだけ拔けきるということはできぬわけですね。契約からいつても、定款からいつても……。 そこであなたの会社としては直接の担任部門ではないが、鉄鋼部門がどうしてそういうように処理が遅れてきたかということと、今後どのくらいの期間を要するかということについて、あなた御自身が見込みをおもちになつておるのか。もしくは鉄鋼部門の人からそういうことについて相談をお受けになつたことがあるのか。またあなたが早く非鉄金属部門だけ終末を告げたいという希望をもつておられることを兵器処理委員会に持ち出されたのか、持ち出した場合に、鉄鋼部門の担任者はどういう意図をもつておられたかということをお聽きしたい。