われわれは条約改定は今なさるべきでない、むしろもっと冷静に国際情勢の分析をして、総合的な検討の上に新しい道を選ぶべきであるという考え方を持っておりますが、政府が改定を志して進んでおられるのでありますから、それについて御質問をするのですが、期限の十年ということは、私は実に容易ならざることだと思うのです。今日は申し上げるまでもなく。いわゆる原子力の時代といわれまして、時間的にも空間的にも世界は非常に小さくなっております。戦争前の十年と言えば、十年一昔と言われるほどに非常に長いことが考えられますが、今日のように世界が極端に小さく、短かくなっておるときに十年という長期を決定されるということは、ほとんどもう半永久的と見ても差しつかえないと思う
