北朝鮮におきましては、引き続き金正日書記がいわば国務を総括しているという状況に変化がないという見方は一般的であろうと思います。 そして、経済の状況でありますとかあるいは軍の動向でありますとか、それから軍事的な体制でございますとか、そういったものの動向についていろいろな情報が、いわば乱れ飛んでいるということも事実でございます。 客観的な側面からまいりますと、このような経済状況にもかかわらず、百万を超える地上軍、その三分の二以上を軍事境界線沿いに展開して、これを支援する航空勢力もそこに置いている。国民総生産の二五%から三〇%に当たる軍事費というものを引き続き維持しているというような意味での資源配分がそこに行われているということも
