相当の高率なものを用地補償として土地所有者その他に補償しておるわけであります。したがって、事業そのもののプロパーな工事量ということになれば、非常に少なくなってくる。予算の相当部分が地主の方へ渡ってしまう、こういうことでございますので、平均しても二五%、四分の一は用地補償にとられてしまう。しかも用地補償というのは、大体が土地所有者等に払われますから、直ちに消費に向かうものでもない。大半は恐らくは預金されるというようになると思うのでございます。 そうしますと、一つは公共事業によって景気を刺激すると言いますけれども、その相当部分が、むしろまた銀行の方へ舞い戻ってくるということになるのでは、公共投資の景気刺激効果は、それだけ用地補償がふ
