いや、ソビエトが要請したのじゃなくて、あなたが要請したのじゃないかと聞いている。
いや、ソビエトが要請したのじゃなくて、あなたが要請したのじゃないかと聞いている。
次に、国連の、安保理事会におきまして、松井大使が議長になられ、このベトナム問題を取り上げたのでありますが、結果的に松井声明ということで終わったのであります。この点について、先ほど首相も、そういう努力をされたと、こういうのでありますけれども、実際あの書簡の出るまでに、政府部内においては、ああいう問題を取り上げるべきでないというような意見もあったようでございます。それがアメリカから言われて、あの問題を取り上げた、議題にすること自体についてかろうじて過半数を占めた、こういう結果になった。これは私は、やはりアメリカから頼まれて、日本の政府の方針を変えて、急遽ああいうようなことになったのじゃないかというふうにいわれているのであります。この点に
次に、川島副総裁が非同盟国を歴訪されているようでありますが、この任務は一体どういうことであったのか、それからまた、非同盟国に対する政府の外交方針、考え方、これをひとつ御説明願いたい。
ベトナム問題について、これらの諮問国との話し合いというものはなかったのかどうか。
横山特使を派遣されておりますが、これは一体どういう趣旨で派遣をされているのか。 それからまた、この人はパリでいろいろ談話を発表しておりますが、どうもそれによりますというと、パリの、いわゆるフランスの当局から、人物そのものについて、かつての横山氏が、日本の進駐当時というのですが、進駐当時のかいらい政権の黒幕であった、こういうようなことを言われて、人物的に信頼をされていないようなことのようです。したがって、横山特使という人は一体どういう経歴の人で、どういう人であったのか、これをひとつ御説明願いたい。
まだそこまでは聞いていないんだけれども、いまのようにいろいろ政府としても外務大臣を派遣し、松井大使にこのベトナム問題を取り上げさせ、横山特派大使を派遣をしいろいろ努力をしたようです。しかし、この努力した結果がまだ期熟しないというようなことで言っておられますけれども、私はやはりこれは日本政府の外交方針というものが確固としない。何かアメリカのメッセンジャー・ボーイ式で、自主性のない形でアメリカの言いなりの使い走りをやっている。こういう程度のものであるから、行った先々では真剣味というものが何もない。ソビエトへ外務大臣行かれた際も、何か友好的なムードであるから、そこへこれを出せばというようなことがあったのかもしれませんけれども、その出したこ
そこで、ベトナムの戦争の現状について、遺憾ながら世界の期待というものを裏切って北爆が再開され、現在激しい戦争になっておるわけであります。一体ベトナムの戦争開始以来の両者の死傷者というものは、一体どのくらい出ているのか、外務省はどのくらい出ているのか把握されておりますか。
航空機の事故であれだけの死者が出れば、新聞社はあれだけ書き立てる。もういま言った数字だけでも、こう言っているときでも、どんどん死傷者は出ているわけです。こういうことは、われわれは人道的に言っても許されないことだと思う。これを早く解決しなければならない。これはアジアの国民の一員であるわれわれも、痛切にその点は感ずるのであります。そういう点から言って、いまの数字の発表、最近それがまた日日の新聞でも相当多数、激烈なものが出てきているというので、一日も早くこれを解決しなければならない問題だと思うのであります。ところが、最近の状況を見てみますというと、二日のマクナマラ国防長官がベトナム問題に対する米軍の派兵というものを、二万人ふやして二十三万
すでにラオスは、事実上戦争に引き込まれているように——いることは周知の事実であります。それからカンボジアに対しては、大統領はカンボジアの国境を越えてゲリラを追及する権限を、現地司令官に与えているということが伝えられている。こういう南ベトナムだけでなしに、周辺の国にこれが波及してきているという事実について、一体、外務大臣はどういうふうに判断しますか。
韓国軍も南ベトナムに派遣をされ、さらに近く、もう派遣されたかもしれませんが、一個師団派遣せられるということがすでに伝えられておる。で、このことは、私はやはりベトナムだけの問題ではなしに、特に日韓条約が成立して以来、三十八度線に紛争が非常に多くなってきている。この事実を知っておられるかどうか。北鮮は、北ベトナムの要請があれば、派兵をするということを言っているそうであります。これはあなたのほうの数字には入ってこないかもしれませんけれども、亀田理事が先般北鮮に行った際に、そういうことで話があったということを聞いておる。このように北ベトナムの——いや、ベトナム戦争というものは、ベトナムにかかわらず、いま北鮮へ——朝鮮の半島に飛び火する可能性
次に、北爆の性格についてどのように判断しておるか、お伺いいたします。
これは北ベトナムとの関係で、北ベトナムに対して宣戦を布告しておるわけではないですね、どうですか。
宣戦布告はしていないでこの爆撃をやっているのは、アメリカがやっているわけですから、その補給をしたとかしないとかいう事実、これの判断もあるでしょうけれども、これは戦争状態であるというふうな事実は、そうだろうと思うのですね。これは国際法には違反をしないのかどうなのか、解釈はどうでしょう。
それは国際法上どういうふうな解釈になるのかと聞いているのです。
この北爆というものについて、軍事目的以外に何か目的があるのかどうなのか、この点は、どのように判断されておりますか。
この状態でエスカレーションしていけば、米中との武力の衝突に発展しかねない。これを保証する何ものもないと思うんでありますが、どうでしょうか。
まあその論理については、補給基地だの何だのという点からいけば、これはひとりでにいってしまうんではないかというふうに解釈される。で、現在の戦争が、ベトナムの戦争がアメリカでは盛んに限定戦華ということが宣伝されている。いま外務大臣がはからずも、中国には波及しないだろうと、こう言った。これはアメリカがいっている限定戦争という考え方で出ているんだろうと思うんです。しかし事実上は、私は、このアメリカの極東核戦略の中にもうすでに入っておるというふうに思われるのでありますが、考え方はどうでしょうか。
まあこの点はまた詳しく論議する機会、時間をとりますからこれであまりやらないことにしますが、ベトナムの問題の解決の方法であります。これについて一体どのように日本政府は考えておるのか、具体的な解決の方法というものについてひとつお伺いいたしたい。
私は、日本政府がこの問題について和平のためのあっせん役をとろうとしておる努力、その際におけるこの、ベトナム問題の本質、特徴というものをやはりはっきりとらえておかなければいけない。いま外務大臣の言うようなのであれば、これはアメリカの言うとおりで解決しなければ解決しないということになる。そんなことでこの問題は解決しないと思う。で、この、ベトナム問題の本質、特徴というものは一体何かという理解ですね、これをひとつ外務大臣、はっきりさしていただきたい。
そういうことを聞いているのじゃなくて、ベトナム戦争そのものの本質というものをどういうふうに、特徴というものをどういうふうに把握しておるかと、それを聞いているんですよ。