もちろん、安全を第一に考えますから、事故防止についても、組合の方々の意見を十分聞きたいと思っておりますが、ただこれが団体交渉になって……。
もちろん、安全を第一に考えますから、事故防止についても、組合の方々の意見を十分聞きたいと思っておりますが、ただこれが団体交渉になって……。
そういう意思は十分ありますが、形式的に全員一致を見なければ実施することができないというふうなことになると、仕事の運営がとまりますから、意見を十分に聞きまして、とるべきものはとり、とることのできないものはとることができないということにいたしたいと思います。
私は、意見を率直に聞きたい。しかも、責任当局からでなく、直接に聞きたいというので、私は現地を回っておるのです。現地の組合員にも意見を聞いておるということを申し上げたのです。私は、率直に意見を聞きたい、こう思っております。
繰り返して申し上げますが、そういう意思を持って私はやってきております。中央においても、組合と当局とが団交をいたします。地方においても、それはやっておる。その結果を聞くだけで私は満足しないで、地方に出かけて直接聞いておるということを申し上げた次第であります。
本日も初めに申し上げましたように、今後の基本的対策としては、労使が一心同体となって国鉄の安全確保をやりたい、そういうことを申し上げた次第であります。 それからフランス国鉄副総裁の……(「よけいなことを言うものではない。質問だけに答えておればいいのだ。」と呼ぶ者あり)だから、申し上げておるのです。労使が一体とならなければ、国鉄の経営は健全にならない。そこで……(「評論家みたいなことを言わぬで、私はやりますと言いなさいよ。」と呼ぶ者あり)、原則を、私は私の根本的な考え方を言っておるのであります。(「考え方じゃないよ。やると言ったらいいのだ。」「今事故が起こっておるのだ。これをどうするか。」と呼ぶ者あり)だから、それについてできるだけ
今お話のありましたように、精神的の面が最も大切だと考えます。従って、安全確保の精神を徹底させる。たとえば事故発生のおそれのありそうな場合には、むしろちゅうちょなく列車を徐行するとか、とめるとかいうことをすべきではないか。また、事故を併発することを――今回の事故は併発が非常に被害を大きくしたのでありますから、併発することなくするためには、前方ばかりでなく、後方の防護にも同時に注意をする。下りの運転をしておる者が、隣接の上りの方面にも注意をするというふうなこと、また、指導、訓練を強化するということも、これも足りないのではないか。従来、そういう点についても不十分ではなかったか。そういう点をさらに強化するということが必要ではないか、こういう
その点はまことにごもっともでありまして、地方のいわゆる現場長、駅長であるとか、機関区長であるとかいったような現場長が、従来、民主主義といいますか、そういう世間の思潮の変わり方に戸惑いしたといいますか、そういうふうなことで、指導、訓練が前よりか非常にルーズになっておる。それをいろいろ現場長の訓練等をいたしまして、その点は、だんだん現場長の指導力が強化して参ったように考えております。特に最近の国鉄の精神的、物質的にきれいにする運動を行なって以来、現場長の指導力がだいぶ変わってきたというふうな報告を受けております。
その点については、先ほども申し上げましたように、処置が不充分であったのではないか、私も、今から考えて、そういうふうに考えます。下りの電車の乗務員が発炎信号をもし適当に早くやったならば、上りの電車をとめることができたのではなかったかというふうなことも考えます。また、信号所、駅等の方面におきましても、そういう点を何とかならなかったか。今お話のありますように、この間五、六分という時間があるのでありますから、その間に何とかならなかったか。その防護の手段、人命尊重の何といいますか、反射的に動くような処置が望ましかったのではないか。ところが、ああいう事故で、従業員も、ぼう然としたといいますか、驚いて、お客の処置等にも、今お話のように十分に指導が
私も同様に考えております。今後、そういう点を十分に検討いたしたいと存じます。今までの施設によってこれで安全に運転ができるということを十二分に検討いたしまして、それでやっていくつもりであります。また、先ほど申し上げましたのは、お客様が非常に多くなって、時間がおくれるとか何とかいうふうなことが、しばしば事故の原因になりがちであります。そういうふうなことをつい申し上げた次第でございます。
先ほど来安全運転のために機械施設を充実しろという御要望がありまして、私もそれは当然すべきであるということを考えまして、ただいま問題になっております自動停車器等、電子光学を応用してやる最近の技術につきまして、国鉄部内だけでなく、一般の民間の権威者もお願いして、数年前から検討を続けておる次第であります。先ほど技術上の問題がいろいろあると申しましたのも、そういう点でまだ技術的にはっきりした結論が出るところまで至っておりません。いろいろな形式のものを作ってみたり、試験してみたりして、検討をいたしておるところであります。今後の対策といたしましては、できるだけそういうふうなことを取り入れまして、車内警報装置等も整備促進してやりたい、こう考えてお
私の引例をしたところが不適当である、それでそういういろいろな誤解を引き起こしますから、私は取り消したのであります。予算につきましては、私、就任の当時、工事費の予算が大体五百億でありました。それを千億にしてもらいまして、さらにまたそれを二千億にしてもらったのであります。かなり倍に倍にと飛躍しておるのであります。 それで第一次五カ年計画は、当初の予定を上回って経済が非常に発展いたしましたので、第四年で打ち切ったのであります。そして第二次五カ年計画に乗りかえたのであります。ところが、第四年までの実績を見ますると、保安、安全等に関する予算、取りかえ、改良といいますか、そういう予算は、四年目にもうすでに五年分の割当を全部使っておるのであり
軽わざ列車というお言葉、また第二次であるとか、新五カ年計画であるとか、その言葉はどういうふうにお使いになっても、日本の経済の発展がわれわれの当初予想したよりか急速に成長してくる、そこで予算の不足を生じて参るのであります。それゆえに、予算を立て直して新しく五カ年計画を作ったのであります。今後も日本経済が発展する以上は、そういう場合が来ないとは限らない。われわれは、絶えず経済の実勢に応じた施設をすべく予算を検討いたしております。今後もそういうふうな検討をずっと続けて参りたいと存じております。
国鉄の施設は、御承知の通り相当長い年月を要するのであります。だから、急にどうこうすることはできません。ただいま問題になっております車内警報というようなものにしても、この車内警報の技術的のいろいろな問題を解決しなければならない。また、それに伴う工業力というものもあります。金があるからすぐできるという問題でもないのであります。だから、われわれは絶えずそういうふうな検討をして、安全を第一に考えて、先ほど申し上げましたように、第一次五カ年計画でも当初の予定を多少変えまして、安全第一の方針で取りかえ予算をふやして、五年分を四年分に使ってしまったというようなことにいたした次第であります。絶えず安全のことを考え、事故をなくすることに努力しておりま
一面においては、国鉄の経営能率が相当上がっているということをほめられたと同時に、他面においては、われわれが今後さらに施設の増強をして、国鉄が時勢の要求におくれないように、旅客、貨物についていけないような状態でなく、これを引っぱっていくような状態になりたい。われわれに対する、これは一面においては戒めであり、一面においては能率が上がっているということでのおほめの言葉である、こういうふうに両様に解して、私深くみずからを反省いたしております。
事故と施設の関係をいろいろお話がありましたが、今回の事故は、施設との直接の関連はないものと私は考えておるものであります。もちろん国鉄の経営につきまして、自主的にいろいろな検討をいたし、施設を進めていきたいと思っておりますけれども、およそ社会、世の中で、自分の思う通りにいくことというものは私はないと思うのであります。いろいろな制約がありまして、金があっても工事能力がないとか、あるいは機械の輸入が非常に困難であるとかいうふうないろいろな制約がありますから、そういう点において、必ずしもわれわれの満足する通りに施設が行なわれていないということは、これは遺憾ながら認めなければならぬと思うのであります。そういう点においては、いろいろと不満足な点
通常の場合に、信号に従って運転をいたしますと、ああいう事故は全然起こらなかった。ある速力で――どれだけの速力が出ておったか知りませんが、重い列車を引っぱって突破すると、ああいうふうな事故に相なる。それでありますから、通常赤信号になっている場合に、停車すれば、万全の処置はとれると思います。
先ほど申し上げましたように、どれだけのスピードで走ってきたかわかりませんから何とも言えませんが、いかなる列車がどんなスピードで走ってきても、絶対にこれをとめるというふうな施設は、私はこれは困難で、できないかと思います。
その点につきましては、今朝来お答えいたしておりますように、国鉄の部内においても、十分に事故の原因、責任の究明をいたします。また、運輸大臣からお答えのありましたように、運輸大臣の任命ぜられました監査委員によっても、また事故の原因、責任の究明がされるものと思います。そういうふうないろいろな人によって、いろいろな角度から、この事故の原因と責任を究明したいと考えております。
事故の絶滅を期するために、われわれといたしましては、人の問題と物の面と両面から絶えず研究し、努力を続けて参りました。物の面におきましては、今朝来お話のありますように、車内警報機とか、あるいは列車自動停止装置というふうなものを次々と研究して取り入れつつあるのであります。人の面におきましても、新しい技術の進歩もありますが、人間を、現在の職員を再教育する必要があるということで、中央、地方に再教育の施設を設けまして、そこには現実に動かしておるのと同じ車、機械を据え付けてあります。そこで実際の訓練を先生がついて継続してやっておるのであります。その教育を受けた人数も相当な数に上っておるような次第であります。 そのほかに、専門家が、講習といい
私も、事業は人であり、人の和が基本であるということを絶えず考えております。しかし、現状はどうかと言われますと、現状は今お話がありましたように、遺憾ながら完全にそういう状態になっていない。それゆえに、われわれはこれを改善していきたいということで、日夜努力いたしておる次第であります。