まことに今の一兆円のワク内で押えられるから無理かもしれませんが、実際私はそういう点において、東南アジアのマーケットにおいてあるいは近東のマーケットにおいて、イギリスにしろドイツにしろ、ほかの国はマーケット進出に対しても単なる商社にだけまかせておらないで、そうして在外公館がバック・アップして、もうあらゆる手を通じて日本商品の食いとめなり、あるいは日本商品のマーケット進出に対する妨害なり、あらゆることをやっている。残念ながら、そうしたマーケット獲得のための仕事さえも、電報一本も打てないというのが私は実情だろうと思うのです。そういう意味からいいまして、やはり東南アジアの経済開発という面からいけば、外務省のこの在外公館は相当働いてもらわなけ
