最近都市ばかりでなく、農村にも非常に親子心中が殖えて来た。親子心中の大体新聞等の発表は生活苦ということになつておりますけれども、実際根源を調べてみた場合には、大抵病気がもとなんであります。結核或いはその他の今の精神病、そういうようないろいろな面において、小さい何も知らない子供たちまで抱えて親子心中をやつている。これは非常に、殊に本年に入りましてから激増の状況であるということは、私はやはり保健所のようなものが本当に真剣になつて早期診断や何かでそういうような人たちを救える点があるのではないか。むしろこの際逆に、こうした費用が削減するどころではなくて、増加すべきなのが、社会に対する一つの制度として当然なされなければならないところの大きな問
