どうも文部省と厚生省で帰国者を厄介者扱いのような考え方ですね、私はそうだとするならば、厚生省においては生活保護或いはその他において、その費用のほかにそうした学齢児童であるとか、或いは育英資金というものを見込んで将来の方策を立てておかなければならない。ところが現在は帰つて来て郷里に帰つて、そうして一応の一月や二月のことは食つて行けるだろうが、その後の問題は生活保護の面で見て行こう、生活保護の面のうちに果して教育費というものに充当すべきものはどれだけあるかということに対しては何らの説明を得ておらない。こういうことで我々が今度来るところの帰国する人たちに対して、どういうふうに日本国民が温い手を以て迎えるか。およそ吉田政府において本当の道義
