そうしますというと、この十年というのは大体━━という見積もりでこういう期間をきめられた。一方において、私は防衛庁長官にお伺いいたしまするが、この新条約を結ばれると同時に、昨日の同僚議員の質問に対して、防衛庁長官のお答えは、今後、次第にアメリカの駐留軍は、少なくとも陸上部隊は漸次撤退するのだと、あるいは今までもすでに撤退しておるのだと、こういうことをおっしゃられておる。それにかわるべきところの日本の防衛隊のいわゆる増員であるとか、あるいはその他の空軍あるいは海軍等におけるところの増強ということは、相当考えておられるようなお答えであったと思うのであります。それで、十年という長い期間の間に、この第三条の防衛力増強に伴うところの財政負担とい
