非常に重大な点をつかれましたので、何とかせにゃならぬと思っておることであるが、しかし非常に画期的な何かが要るという感じがします。と申しますのは、実は、私は、前に庁の直税部長をしております時分——私は二十五年から直税部長をしておりましたが、二十三年、四年ごろの所得の課税状況を見ますと、二十三年の更正決定は実に六割九分の納税者についていたしました。それから二十四年分は、たしか五割をちょっと切れますが、四割何分だったと記憶しております。私ども考えまして、申告納税制度だといいながら、国民の納税者の半分に更正決定するというのはあり得るのです。申告は出すべきものが出ていない、出たのが間違っておる、こういうわけですから、申告納税制度の本質がそれで
