所得が伸びた場合に税はどうなるかというのは、税の種類によっていろいろな形で動きます。片方の極にある固定資産税というものは、所得がふえましても、それと並行して資産の評価が上がる、あるいは資産の量がふえるということがなければ、伸びないわけであります。農家の場合なんかは、そういう意味では一番安定しているじゃないか。三十三年は、たしか固定資産の評価がえをした年ですから、それで少し上がっておるかもしれませんが、評価がえのない年は動かない。片方の極の所得税というのは、所得がふえますと、そのふえるものの——まあ農家ですと三倍やそこいらのスピードでふえていきます。そのわけはこうであります。当時の控除でなくて今の控除で申し上げますが、さっき申しました
