戦前の通常の基準年次を昭和九、十、十一年ごろをもとにいたしまして、酒の税率が何倍になっているかということを調べてみますと、一審倍数が高くなっていますのが、特級ウイスキーの二千百二十七倍であります。一番割合が低いのが甘味ブドウ酒の三百十一倍、その中にありまして代表的なものを言いますと、ビールが八百倍、二級酒が六百二十九倍、合成酒が五百七十倍、しょうちゅうは三百八十倍、これは甲類のしょうちゅうであります。ウイスキーも二級ウイスキーは五百二十七倍、大体物価が三百五十倍といわれますから、すべて——すべてと言ってはなんでございますが、ほとんど大部分が物価の倍率以上に上がっておるということになっております。租税負担全体が戦前国税、地方税合わせて
