非常に重要なかつ広範な問題を含んでおる御質問でございますので、私一人がお答えすることが適当かどうかと思いますが、多少私の個人的意見をまじえましてお答えすることをお許しいただきますと、基本的にはやはりわが国の経済の構造が非常に大型化し、先進国化してきたということにあろうかと思います。 これを金融の環境でとらえてみますと、やはり四十年を境といたしまして、わが国の経済の中における流動性という状況がかなり多くなってきた。三十年代におけるいわゆる過小流動性といわれておったわが国経済社会の金融の姿が漸次変わってきた。したがいまして、金融機関に対する依存度ということも若干なりとも修正の姿になってきたということが一ついわれるのではなかろうかと思
