それでは資料として出すならば、外務省のとにかく解釈による、あるいは翻訳によるあれをつけるべきではなかったのですか。
それでは資料として出すならば、外務省のとにかく解釈による、あるいは翻訳によるあれをつけるべきではなかったのですか。
御要望ではなくて日本の国会に提出する資料には当然つけるのがあたりまえである。それでは日本文で出されますね。
今言っているのはこの十二セッションの記録ですよ。合意議事録の一部ですよ。あなたの言われたのは、あとからこれだけではだめだから全部について出しなさいと言ったものだろうと思います。そのことはそれはあとで出してもらうことにして、これについてどうして日本文をつけて出さなかったか。まあ御要望があればという伊関局長のお話でありましたけれども、御要望じゃなくて初めから日本国会の審議の資料ならば日本文をつけて出すのがあたりまえじゃないか、こういうことを申し上げているのです。
これは委員会の審議の始まる前に参議院での資料を用意するというならば衆議院で出された資料のごときはそのつど参議院に出さるべきじゃないか、あるいは出しておくべきじゃないか、こういうことを申し上げたところが、委員会の審議が始まって出してこられた。その中にこれはむろん入っておったわけです。しかし、委員会の審議が始まってわれわれが資料として要求をして出すときには英文だけでなくて日本文をつけて出すべきじゃないか、いういうことを今お話ししておるわけでありますが、追って、出すというのじゃなくて、出すときには当然審議の有力な資料になる、こういうものについては日本文をつけて出すのが当然じゃないか、こういうことを申し上げているわけですが、先ほど大臣からあ
経過の説明と、それから日本文をつけて出すということは、これは別問題です。経過じゃなくて日本文を出しなさいと、そう言ったのですが、出しましょう、ということですから……。そこで、英文とそれから事務局常任委員室にやらせた仮説によってこれは議論する以外にないのですよ。この十二セッションの合意議事録の二項には、——これは私どもがこの翻訳を正しいと理解するわけですから、間違いがあったら訂正を願いたいと思いますが——ベトナム代表は一九五三年七月二十七日の第七次会議において出発点とすべき数字として提出されていた日本に対するベトナムの全体の賠償要求の数字を撤回したと書いてあります。なお、引き続いて同代表は同会議——これは七次会議ですが、第七次会議にお
パーセンテージを撤回しただけでなくて、合意議事録の二項の三行目に書いてあります賠償総額についても撤回したと書いてあります。賠償総額について撤回をしたというのなら、賠償総額についての二億五千万ドルというものが撤回された、これはここにははっきり書いてある。
将来に残されたという文字はどこにもない。それは七次の会議で述べられたということ。それから総額と沈船引揚協定との関係筋も述べられたと書いてある。しかし、パーセンテージの撤回ということをさっきあなたもおっしゃいましたが、総額についての撤回した。それなら賠償総額について撤回したのであって、あとその総額の問題についてはあとに残したと、こういうことは少なくともこの記録には全然残っておりません。これは政府が出される沈船引揚協定の合意についての公式の議事録であるならば、これ以外に解釈のしょうがない。もし、それ以外に総額については別に討議をする、こういう記録があるならば、お出しを願いたい。そういう意味で全部お出しなさいと言ったのだが、少なくともこれ
日本側が、ベトナムに割り当てる賠償の金額が非常に少ないものだ、こういうことを述べたことは第一項に書いてあります。それをテーク・ノートしたということは第二項の当初に書いてある。その次には、賠償の総額についてはこの段階では相談をしない、ネゴーシエートしない、そういうことはもちろん書いてある。総額について討議しない。そうしてベトナム代表は、日本に対する賠償総額、賠償要求の総額はこれを撤回する、第七セッションで表明した総額については撤回をする、その沈船協定とのパーセンテージの数字も撤回をする、こういうならば、その十二セッションでは、賠償総額についての要求、賠償要求の総額については撤回をする、これは明らかでありませんか。将来どこに残ると書いて
この文章を読んで、この文章だけが唯一の資料ならば、これは私のように解釈する以外にない。これは日本文は出してくるということですから、日本文と彼此比較して解釈をすれば、審議をすればいいことですけれども、少なくとも、これは論議を聞いておる皆さんもそうだろうと思うのです。七セッションでは述べられたけれども、しかし、十二セッションでは要求総額と沈船協定とのパーセンテージの数字も撤回する、こう書いてある以上、この沈船協定の合意としては、要求の総額を含んで撤回をされたと見る以外にないんじゃないですか。もしそういうあとに残すという記録があるならば、その残すという記録の部分を含んで、全部分を出していただきたい。
賠償総額については撤回をしたという点は認められました。賠償の要求総額がなくなれば、賠償総額の要求というものの数字が残るはずはございません。賠償総額についての別の機会に討議をすると、こういう議事録があるなら別問題です。あるなら、資料を出してもらいたいと思うのです。そういう意味で、全部合意議事録のフル・テキストを出してもらいたい、こういうことを要求しておるのでありますが、なければ、今お話のように、二億五千万ドルという数字を含んで要求額は撤回された、これはこの資料ではっきり言う以外になかろうと思うのであります。どういう工合にされますか。
賠償総額というものと数字というものは、これは関係ありませんか。賠償総額というのは別にあって、そして数字とはそれは関係ないのだ、こういう御答弁ですか。
それは三百代言というか、言いのがれですよ。賠償総額というものは金額にしかなりません。賠償総額が二十億ドルであるか、あるいは二億五千万ドルであるか、あるいは一億五千万ドルであるか、数字で表わされる以外にないじゃありませんか。その賠償総額の数字、トータル・レパレーション・クレーム、その数字というものが、トータル・レパレーション・クレームというのとフィガーというのが別々ですか。賠償総額というものはこれは、数字じゃありませんか。そして、そのほかの数字だけ撤回した、しかし賠償総額だけ残っている。——そんなべらぼうな話がどこにありますか。これは子供に聞いたってわかる。これは子供の算術ですよ。
この述べられたことは、二億五千万ドルという数字、それから沈船協定との比率が述べられたことは、ここにも書いてございます。しかし、賠償の総額、日本がベトナムに割り当てる賠償の額、アマウントはきわめて少ない。それをテーク・ノートした。そうしてこの協議の段階では賠償の総額については論議をしない、そうして数字を撤回した。パーセンテージも撤回した。そうして賠償のための沈船引揚協定というものを額を含んで合意いたしたというなら、賠償総額についての論議は撤回をされ、あるいは数字も撤回されて、二百二十五万ドルの沈船引揚協定ができ上がった。こう解釈する以外にないじゃありませんか、常識的に考えても。 だから、先ほどのその、当時の予算に計上された説明にも
大臣の答弁をお願いします。
実は実質論議に入ろうと思わないんで、これだけでは政府の説明のような賠償総額の論議が残っておるということが考えられないから、そこで合意議事録全部について出してもらいたい、こういうことを要求したんですが、その資料要求の合意議事録全文について出してもらう点はいかがでしょう。それを見た上で、なお実質的な論議はあとの機会に譲りたいと思うのであります。
そうすると、第七セッションのお話の模様、それからそのあと等についても、あなたの方が言われる賠償論議が残っておる、賠償総額論議が残っておるということを書いた記録というものは全然ないわけですか。まあ少なくともそういう主張をされる以上、一応私どもとしては議事録全部をお出し願いたいと思う。
提出すべき筋合いのものでないと……。ここに第七セッションのことが書いてございますが、十二セッションだけ出して、あとは出せぬということは、どういう理屈ですか。少なくとも第七セッションでどういう議論がなされたかということは、ここに第七セッションでこういうことが言われたという以上、第七セッションの記録を出しなさい。こういうことは十分な主張をすべき根拠がある。 それから、いや、総額の論議は残っている、こういうお話。ウィズドリュー、ロー、撤回をしたというけれども、残っているというなら、そのあとの議事録を出しなさいと言うのに何の不思議がございますか。
そうすると、その第七セッションの記録も、それからあとの方の記録も、出せぬというわけですか。かりに、たとえば外交の秘密々々ということで、第十二セッションだけは出して、あとのあれは秘密、そんなばかな話はない。論議の経過を、この文書、この合意議事録だけ見ても、前後の関係があるんですが、その関係のある前後、それから全部見てみなければわからぬから、全部出しなさい、こう言うのに、その外交の秘密と、こういう理由があるのですか。納得がいきません。
サンフランシスコ会議、これはまあ平和条約でございますが、サンフランシスコ会議での議事録、こういうのは賠償協定に関連しても非常に大事な資料ですから、われわれも、あるいはこれは進んで提出されるべきだと思いますが、この沈船協定に限ってはこれだけの合意議事録しかない。とにかく会議の記録がメモその他あるけれども、ないと言いますけれども、私は議事録はあると思います。この合意に達した、あるいは協定は出ているんですから、協定に達するこの会議の経過というものは記録されていると思うんですが、それは秘密だという点は私ども納得がいかぬ。そう言われれば、サンフランシスコ会議の議事録だって、これは秘密だということができる。あるいは、賠償問題ならば賠償問題につい
時間も参りましたし、この次に移りますと、だいぶ時間もかかりますし、今の点は論議と、それから関係資料を要求することを留保いたしまして、ここで質疑を中断をしたいと思います。