まあ初めの方は民主主義に従って再検討されているということでしたが。しまいの方には伝統が大事だということで、まあ語るに落ちたわけですが、これは最初に申し上げましたように、民主憲法のもとにおいて人間天皇にするということは、これは容易な仕事ではないと思うのであります。それは宮中におられます。宮中、府中の別をなくして、民主的な国家体制の中に宮中を組むということは、これは容易なことではないと思います。瓜生さんの何と申しますか、伝統に流されない、しばられない、一つの端的な批判と、それから改革とを願いたいと思うのであります。これはごらんになったかと思いますが、中央公論の六月号に「天皇の戦争責任」という文章が出ております。その中にこういうことが書い
