同じことを何遍もやりとりしても仕方がありませんから、具体的な制度の問題については、私が触れ得るだけ触れて、あとは枝村委員からも御質問申し上げますから、あとに譲ることにいたします。 基本原則問題で、ちょっと前にバックいたしますが、この制度でもそうですが、わが国の国民の貯蓄率は、国際的に見ますと比較的高い。それは社会保障制度が貧弱で、老後に備えて、あるいは自分の万一に備えて、それぞれの個人が、国民の一人一人が貯蓄をしておかなければならぬ、こういうことで、社会保障制度の貧弱さの証明あるいは裏返し現象だと言われております。財産形成を考える前に人間らしい生活、あるいは審議会の二月二十三日答申の中にあります「勤労者が連帯感を持ち得る社会の実
