すべてなるとは申上げておらんのであります。それはお話の通り、例えば内乱の予備陰謀があつた場合に、或いは内乱の予備陰謀をやつた本人の家庭の事情もあるかも知れません。或いは社会的に自分の周囲に社会悪があつた、こういうこともあるかも知れません。そういうものを一々問題にされるとは考えておりませんですが、只今挙げましたようなその行為によつて、講義或いは研究や証明から深い感激と激励を受けて或る行動に出たと供述した場合に、これは供述したかせぬかということが問題になるけれども、仮りにそういうことがあつたとして、講義に遡つて責任が問われる。それは問わないというお話でございますけれども、これはその供述をしない場合にも、供述したと若し調査官において認定さ
