政府は指揮権発動した結果、汚職問題の裁判取調べを停止はいたしておりません。従つて裁判所その他において、汚職事件の問題の審議は継続いたしておるはずであります。また私のただいま申した通り、問題の全貌が明らかになつた場合に、政府としては責任をとるが、検察庁の取調べのほかに、その検察庁の取調べがいいか悪いか、正しいか正しくないかということは、裁判の結果をまつべきものであると私は思う。検察庁の起訴したものが、ときに無罪になり、あるいは全部無罪になつたこともあるのでありますから、結果は裁判の決定をまつて考うべきものであると私は確信する。
