いま総理からそういうお答えがございましたけれども、この経済白書を全部読むのは省略をいたしたいと思いますけれども、総理も、また閣僚の各位も御承知のように、成長と福祉が乖離をしてきたということは、一体どこに原因があるのかということについて、「第一は、市場メカニズムそのものの限界である。」ということを指摘しているわけです。つまり、市場メカニズムの限界によって、経済は成長しても、そこで元気に活動してもうける機会のある者はいいけれども、そうでない者は取り残されていった。それは自動的に救済されるわけではない。結局、「福祉向上の観点からみると資源配分の面でも所得分配の面でも、市場メカニズムには限界のあることを認識する必要がある。」と、こういうふう
