それじゃ、長官としてはそういうことは望ましくない、先ほどおっしゃいましたね。望ましくないことを自分としてはやることは不本意である、あなたのお気持ちとしてはそういうふうに受け取ってよろしゅうございますね。
それじゃ、長官としてはそういうことは望ましくない、先ほどおっしゃいましたね。望ましくないことを自分としてはやることは不本意である、あなたのお気持ちとしてはそういうふうに受け取ってよろしゅうございますね。
そのことを確認いたしまして、時間も参りましたので、私の質問を終わりたいと思いますが、特に最後に一言申し上げておきます。 行政管理庁の所管事項、管理委員会の任務から見て、いまのような政府のだらしのない姿勢が国民の不信を買っているのだということについては、強く、反省あってしかるべきだと思います。このことを申し上げて、私の質問を終わります。
私が質問をいたしたいのは、ただ一点だけであります。 いま非常に問題になっているサリドマイド事件に関してでございますが、これは現在御承知のように裁判として争われているわけでございますが、まず最初にサリドマイド裁判の現状と、これに対処する政府の姿勢について簡単にお答えを願いたいと思います。政府委員でよろしゅうございます。
和解をするかどうかは裁判所の問題ですから、いきなりそんな和解の方向とかなんとか言われたって困るわけで、よけいなことなんです。あとで聞きます。 現状を伺っているのですけれども、実はこの質問は昨年の二月十七日、第一回の公判が開かれる前日、私は予算委員会で取り上げて、政府について、裁判の問題は裁判として、その政治的責任をかなりきびしく追及をしたわけでございます。そのうち厚生大臣はかわられたわけでございますが、政府としては一貫して続いているわけですけれども、私の承知しているところによると、いまも説明がありましたが、一応因果関係に対する最初の原告側の立証というものが終わって、四月からは被告側の反証が行なわれる、こういう裁判の日程になってお
その裁判では、国と製薬会社がともに被告になっておるわけでありますけれども、これからの反証については、いわれておりますフォコメリー児とサリドマイドとの因果関係は立証できない。その因果関係を反証をするとともに、過失はなかった点を政府としては強調するやに聞いているわけでありますけれども、そういう方針ですか。
裁判所の日程では、いま確認しまして、大体そのとおりだと言っていますけれども、四月から始まるわけでしょう。それについて、政府としては過失はなかった。つまり不可抗力であった。そしてサリドマイドとフォコメリー児との因果関係はないと、そういう立場で臨むのですかどうですかと聞いているのです。臨むなら臨む、臨まないなら臨まない、ぼくの聞いたことと違った態度なら、こういう態度で臨みますということを要約的に簡潔に答えてください。
それじゃ、それを確認して、今度は厚生大臣にお伺いいたします。 昨年の質問のときに、私は議事録を引用したわけですが、昭和四十三年の五月七日第五十八国会の参議院の社労委で当時の園田厚生大臣は、「両親並びに本人に対する謝罪の意味においても、早急に確実に予算的措置をしてこれの解決に尽くすことを申し上げておきます。」ということをはっきり明言をしております。議事録に残っております。佐藤内閣の厚生大臣であります。その佐藤内閣は、昨年私が取り上げたときにも続いておりまして、当時は内田厚生大臣でございました。この園田厚生大臣の意見表明というものは、そのまま厚生大臣の考え方として確認をしていいか、こういうことを質問いたしましたのに対して、内田国務大
そういたしますと、いま薬務局長が答えたことはおかしいじゃないですか。厚生大臣は変わっていないと言っているのに、因果関係はないのだ、責任はないのだ。責任がないのだったら、なぜ大臣が両親に対する謝罪の意味を込めなくちゃいけないのか、薬務局長、答えてください。
しかし、過失があったかなかったかということは、いま不幸にして裁判で争われているわけです。しかし、国が積極的に過失はないのだ、かりにそういう立場でサリドマイドとの因果関係について反証を続けていくという形になれば、謝罪をするとか措置をするということは、まことに妙なことになるわけで、そうではなくて、裁判上の問題は別として、いま厚生大臣のおっしゃったことは、やはりこういう事件が起きているということに対しての政府の政治的責任、こういうものは十分感じて対処すると、こういうお気持ちを表明されたというふうに受け取りたいと思うのですが、よろしゅうございますか。
さて、そういう形になりますと、いまの裁判に臨んでいる政府の立場について私は確認をしたいのでありますけれども、この裁判原告と被告で争われているわけであります。したがって、政府がいままでやってこられたこと、これからおやりになろうとしていることは、製薬会社と相被告になっている、そういう裁判の形の訴訟技術上やむを得ずそういう態度をとっておられるのか、あるいは本質的にサリドマイドとその結果生まれたお子さんとの間には因果関係はない、したがって、政府としては責任もない、不可抗力である、こういうふうに考えて、積極的に製薬当事会社と手を組んで反証をし、裁判で戦っていこう、こう考えておられるのか。その点はいずれでしょう。つまり、技術的な問題でやむを得ず
この当時は非常に騒がれたわけですけれども、すでに事件が起きてから十何年たっております。その後キノホルムに原因するスモン病等の問題も起きているわけでございまして、一応サリドマイドというこの非常に深刻な問題が現在はマスコミその他の上におきましてもときどき顔を出す程度であるわけでございます。しかし、いままで続けられた、昨年の第一回公判以来原告側というものはいろいろな立場から立証いたしております。これは涙ぐましいような努力をやっているわけです。幸いレンツ博士というようなすぐれた人がおり、たいへん協力的にやってくれた。若干の裁判所の手助けというものもあったからこそここまでやってこられたわけでございますが、国のバックも何にもない。そして、問題の
それは昨年二月の質問のときにも同じお答えでありました。しかし、実はそれまでに十年以上かかっているわけです。諸外国では、厚生大臣も御存じのように、このサリドマイドというものをあぶないという形で社会問題になって、発売を禁止している。アメリカに至っては、発売を許可せずに問題が起こることを未然に防いでいる。そういう中で販売が続けられてきた。おそ過ぎた。そのためにフォコメリー児が出生して、たいへん気の毒な状態になっている。それまでに和解のチャンスというのはあった。何度もあったけれども、政府がのらりくらりとして全然誠意を示そうとしない。そこでやむを得ず訴訟に踏み切ったわけです。訴訟に踏み切って、さらに世論が一段とわいて、この問題の所在というもの
時間がないんですから、どういうことをやってきて幾ら使ったかと端的に答えてください。こういうことをやった、これに幾ら金を出したと。
いま電動義手の問題が出ましたけれども、両手欠損のお子さんは非常にたいへんでありますから、そういう点に義手の問題はたいへん重要な関係を持っている。この前も取り上げたんですけれども、なぜ希望者が少ないとお思いですか。ほんとは希望者が多くてもいいはずなんです。
その点は、この前にも私が指摘しているんです。子供はだんだん成長していくんだと、そういう場合にはもっとそういう面にふさわしい義手の供給を約束することが必要だということに対して、そういうふうに努力するということを前厚生大臣は約束をされているわけです。しかし、わずか二千万、三千万程度の金でこういう新しい分野についてそう積極的な開発ができるはずがないと思いますが、希望者が少ないということの大きな理由はそれだけでしょうか。私はそうじゃないと思うのですよ。支給された義手がいま全部満足に動いていますか、実態についてお伺いしたいと思うのです。動いているなら動いている、動いていないなら動いていない、何台のうちどれだけ動いているか、答えてください。
そういうでたらめな官僚的な答弁をしたらだめですよ。ほとんど全部満足に動いていない。動いていない理由は何かといえば、あなた方がアフターケアをやっていないからじゃないですか。故障した部品の支給をやっていないからじゃないですか。自動車だって、部品がなかったら故障したときには動きやしませんよ。やはりそういうものは故障することがあるというならば、それに必要な部品を全部そろえておいて、こわれたらすぐそれが直せる。そうでなければ、使っておったものが何日も何日もほっておかれては困るわけです。そのアフターケアを全然やっていないじゃないですか。できたものを渡しただけで、部品は全然手配をしていない。だから、使おうと思っても、こわれてぐあいが悪いので使えな
それだからいかぬというのですよ。こういう不幸な立場に置かれたというものについては、国の体制にも責任があるわけです。やはり積極的にそういう点をやっていかなければいけないけれども、部品の手当てさえ不十分でアフターケアをやっていない。故障があったらやりたいと思います——言ってきたらすぐあしたからでも動かせますか。部品はそろっておりますか。あなた方の言うように、言ってこないからやれないというのなら、じゃ言わせますから、言ってきたらすぐ故障の部品を支給して、あすからでもあさってからでも動かすようにできる自信がありますか。それだけの部品を備蓄しておりますか。
実態調査じゃなくて、あなたが、言ってくればやるようにするつもりだと言うのは、いつ言ってきてもそれだけの部品とアフターケアの準備はやっております——あなたのいま言ったのは、言ってこないのが悪いというふうに責任転嫁したわけです。それなら、言ってきたうすぐやれるという体制がなければならぬはずだ。十分調査してお答えしますというのは、誠意のない証拠じゃないですか。そういう政府当局の態度が、関係の親たちの憤激を買い、こうなればとことん裁判ででも争って、あやまったと言って国が両手をついて、内閣総理大臣が平伏して謝罪しない限り許さないという気持ちを育てているのですよ。 そういうことをしながら、一方では和解和解と言っていたってうまくいきますか。問
これはこの場限りのことばではなくて、もう長年続いておって再々厚生大臣がお答えになっていることですから、その厚生大臣のお答えを疑うわけではありませんけれども、やはり事務当局に徹底をして、きちんとやるべきことは万全の措置を尽くす、そういう誠意があって初めてその問題のお子さんたち並びにその親たちの間においても、やはり政府にひとつたよろうかとか、政府にいろいろやってもらいたいという気持ちが起きるわけですから、これはひとつ着実に実行をしていただきたい、こういうように強く要望をしておきたいと思います。 それからもう一点は、先ほど何をやっているかということに対して、調査をやっているというお話でございましたけれども、これは一方では、裁判において
しかし、私はそれはたいへんおかしいと思うのですね。調査をするというのは、疑いがあるから調査をするわけであって、調査をした結果、その疑いが疑いのとおり事実であったのか、あるいはそうではなかったのか、別の結果が出るかということでなければならないわけです。しかし、同じ政府が、裁判所においては因果関係なしということを積極的に反証しようとしている。原告団の立証に対してはいろんな点で反発している。世上伝えられるところによると、いろいろ圧力をかけたのではないかという風評がある。これは風評で私は確かめたわけではないが、同じ政府が、一方ではそんなものは因果関係ないのだ、四肢欠損児はサリドマイドの結果生まれたものではない、そういう反証を積極的にしながら