一般論といたしまして、絶対安全で、何らの危険もなければ就航するという立場もありますけれども、あらゆる面について絶対安全ということはないわけで、多少のリスクは平時においても伴うわけでありまして、そういう危険の度合いに応じて手当を要求するなり保障の措置を講じつつ、それもある程度了解の上で就航するという立場もあるわけであります。ところが現在の北ベトナム、トンキン湾方面につきましては、アメリカ軍の北爆が熾烈になっておりますし、これを迎え討つ北側の戦闘意欲も旺盛なようでございまして、ますますその戦火は激しくなるというような状況のもとで、一般的にここに日本船の就航ということはきわめて危険である、したがって、手当を要求して行くということよりも、と
