大蔵大臣、それじゃ、名寄せのシステムがはっきりした段階で幾ら税収があるのかということを明らかにしてもらえますか。
大蔵大臣、それじゃ、名寄せのシステムがはっきりした段階で幾ら税収があるのかということを明らかにしてもらえますか。
私はくどいようだけれども、どうもよくわからぬのですが、名寄せのシステムがはっきりした段階で幾ら税収があるかというのはわかるでしょう。
そうだから、私はやってみた結果における税収というのはお出し願えますねと、こう言っている。
大蔵大臣、この税制改革の手順ですが、昭和六十一年度税制に反映されるようなスケジュールでおやりになりますか。
総理、政局が今後どういうふうに推移するか私にも予想ができませんが、竹下さんがおなりになるのかもしれませんけれども、あるいはそこにお並びのどなたかかもわかりませんが、今のところ総理が税制に手をつける機会というのは六十一年度税制の改正だけということに常識的には思うんですが、それは非常識だと言われればそれまでですが、おれはもう一遍党則改正するんだと言われればそれまでですが、税制改革というのは六十一年度税制に反映されるのでしょう。中曽根内閣としてはそう思っているんでしょう。
そこで、総理に要望しておきますが、この議論、私のここでの議論を含めて、国会の論議が税調の検討に反映される、そういう配慮というのは当然行っていただけると思いますが、いかがでしょうか。
そこで大臣、私は税調の審議内容の公開をやっぱり求めたいんですが、いかがでしょうか。
大臣、そう言われますけれども、例えばあの論議でたくさんの権威ある方々が論議されるわけですから、税に関する学問的な価値というものが討議の中にあるでしょうし、あるいは将来の政治、行政に向かっての示唆的なものもそこにあるでしょう。そういうのはやっぱり私たち国民に明らかにするのが至当じゃありませんか。結論だけというのは大変無愛想じゃないですか。
まあ論議の内容についてアバウトに外に知らせることには異議がないというふうに言われましたから、そこのところをまず少し尊重しておきたいと思います。 そこで、増税なき財政再建の、増税の定義に戻りたいのですが、大蔵大臣、でこぼこ調整というのは一体何ですか。
労働大臣、ゆっくりお休みになったのですが、賃金のでこぼこ調整というのはどんなことでしょうか。
大変回転のいい労働大臣でも、やっぱりお休みになっているときはなかなか回転しないことがわかりました。 総理、昨年三月十四日に私の質問に答えられて増税の定義を言われたんですが、再開陳願いたいと思います。
昨年、総理、新たな税目を起こさないとおっしゃった。今もおっしゃった。しからば新たな税目とは何でしょうか。
大臣。
主税局長、珍しく主税局長らしからぬ答弁をしたんだけれども、税目とは税の仕組みに基づく名称でしょう。そうすると、現行の税目以外に新たな税目を起こさないということであれば、大型間接税なる税は、これは導入できない。いいですね。これは大蔵大臣。
いや、どうもやっぱり混乱されていると思うんです。私はもうこれ一年間にわたってやっていることですから、新たな税目を起こさないということと大型間接税を検討することではつながりますか。新たな税目を起こさないということは、現行の税目以外の税は導入できないということでしょう。つまり税制改革は既存税目の手直しの範囲内でしかできない。
委員長、これはどうしても了承できません。答弁がずっと変わってきますからね。新たな税目を起こさないと言ってきたんだから。
それでは、ちょっと質問をまず一、二変えて、そしてもう一遍確認しますが、総理がやりたくないEC型付加価値税というものがどういうものであるかというのは私はよくわからないわけで、私は今一つの例示をずっとしてきたんですが、インボイスを伴う多段階、前段階税額控除方式、小規模零細事業者を対象外とし、食料品を原則非課税とするEC型付加価値税、税率五%で四兆円強というこの税は、総理のやりたくない大型間接税に入りますね。
もう一つだけ。総理、そう言われますけれども、EC型にもいろいろの態様があると私に昨年もおっしゃった。私の認識では、いずれも多段階、包括的、網羅的でかつ普遍的、大規模です。税率や免税対象品目ないし軽減税率対象品目、免税点などは国によって多少は違いますが、基本的性格はいずれも多段階であり、包括的であり、網羅的であり、かつ普遍的、そして大規模なんです。そういうような態様があるとおっし ゃるのならその態様のすべてをやっぱり示されるべきなんです。そして一年前もう少し検討させてくださいと言われて、一年たって総理、またここで、これから税調に行ってから私は専門家じゃないからと言われても、これはうんと言えないですな。
そこで先ほどのところに戻りますが、大蔵大臣、結果的には総理が御答弁になったことを大蔵大臣は否定をされていない、そういうように承ってよろしいのですか。
いや、それはちょっとあれですよ、整理されていると言うなら整理されている——整理されていないんだな。