八割給付統合論が理論的には破綻を示しているということはこの論議の中で明らかにしましたし、後ど私は指摘をいたしますから、そこのところはまずおいておいて次の問題に入ります。 行革審は、児童手当の抜本的見直しを求めています。これについては、私は関係審議会で十分に審議を尽くして、また、国会でも十分論議を深める必要があると考えています。 五十九年度の予算では、財政の論理が先行して、社会保障を進めるという観点からの議論は、私はある意味では甚だ不十分であったと思っているわけです。社会保障制度審議会の答申は、そのような意見を述べているわけです。私は、この社制審の意見を中曽根総理は六十年度予算編成に生かす、そういう立場をお持ちになる必要がある
