ところが、この第一次卸問屋と現金問屋との関係はそうはなっていないのであります。現品は第一次卸問屋から現金問屋に納入される。ところが、伝票――納品書とか請求書などというのは私的医療機関、たとえば和田医院であるとか和田診療所というようなところが第一次卸から買ったような操作をする。もちろん支払いは和田医院でも和田診療所でもない、現金問屋が現金で第一次卸問屋に支払っている。 理由は、簡単なわけです。製薬メーカーが指定価格を定めて、それ以下で第一次卸問屋が売った場合に、出荷制限やリベートの減額などのペナルティーを科す。それを恐れて第一次卸問屋は直接現金問屋との間で売買したことを実は隠さざるを得ない。私はこれは独禁法十九条に違反していると思
