政府がかたくなに姿勢をお改めにならないのですが、私は、マルタ以降のヨーロッパ情勢というものはもう急速にアジアの情勢に反映をしてくると私たち見ておいていいのだと思うのです。もうしばらくたって、何であんな論議をしたんだろうというようなことになる可能性が非常にあると私は思います。そこで、このまま冷戦時代の発想から政府が抜け切らないとした場合に、端的に言ってアメリカとソビエトで頭越しのアジア軍縮交渉が始まる、そういうことを私は指摘をしたいのです。私はそういう情勢に動いていると思うのです。アジアにおいて日本の政府があるいは我が国が、我々を含んでの話でありますが、主導的にアジアの平和に向かって歴史的な役割を担わないなどということは許されないとい
