地震予知につきましては、先ほどもお話にありましたように、十年間に百億円くらいと予知計画グループで初め考えました。しかし、実際においてこれを予算にいたしますときは、文部省においても大学の研究費にはワクがあり、各省庁においても、いろいろ各省庁機関の本来の事業にそういうものが加わるのでありますから、いろいろワクがあります。実際においては、ただいまお話しのように、その計画に対する少額の予算しかついていなかったことは非常に残念であります。しかし、私ども研究者といたしましては、国家が学術会議の勧告に基づいて少なくともこの十年計画を踏み出すことを得せしめた、そして一年度より二年度と増加を見られたことについては非常に感謝しておる次第でありますが、御
