いや、五十三年度を聞いておるんです。
いや、五十三年度を聞いておるんです。
いまの時点では、公表はいたしかねるということはお察しできるわけです。ところが、いままでの年度の経過からしますと、生産費と価格に大きなずれがある。ずれがあるということは、生産費以下に価格が抑えられてきたというのが実情であります。五十一年度で押さえますと、この表によりますと、価格が一万七千百円に対して生産費が一万九千八百六十九円、マイナス二千七百六十九円、こういう数字が出ておりますが、百歩譲って、少なくとも生産費を上回ることが当然であって、下回ってはいけないと思うが、どうですか。
いや、お立場上どう弁解されようが、説明されようが、少なくとも生産費の差額は補償すべきである、これが私は当然だと思うんですが、それは間違っていますか。
それじゃお聞きしますが、推定生産費の計算方法はどのようにして出されるのですか。
物価指数だけではないと思いますけれども、いつも問題になっております労働時間ですね、その労働時間の評価が一番大きなウエートを占めておると私は判断しておりますが、その労働時間の中で、収獲の占める割合が五六・二%を占めていますね。五六・二%、五十一年度。そうしますと、問題がここにあるということがはっきりいたしますならば、当然きのうもこれは申し上げたつもりですが、結局、機械化の問題、収獲機械の開発研究、どのようにそこをカバーする具体的な政府の計画、態度を持っておられるか、これをお聞きしたい。
具体的にこの年次計画をどのようにどう進めていくという、そういう具体案を持っておられますか。
まだ抽象論の域を脱せぬような気がいたしますが、パリティの前提にはどうしても基盤整備を強化拡充して、そうして生産性を向上さして、サトウキビを質量ともに増産するという、こういう前提でなければいけない。そういう面から、特に沖繩の現状あるいは奄美の現状をこの機械化と結びつけて考えた場合に、どうしてもまだまだ乗っかからない隘路がいっぱいあるわけです。このことをひとつ特に、十分承知しておられると思いますが、そのピッチを上げて何年までに必ずこうすると、こういう具体的な計画を示して、意欲的にひとつ生産者、農民を激励、しりをたたいてもらいたい、こう要望するわけですが、大臣いかがでしょう。
次に、沖繩全体として問題を抱えております含みつ糖の問題についてお尋ねしたいと思います。 ことしのサトウキビが二千トンないし三千トン増加の見込みである、こういうことが言われておりますが、政府としてもそれを一応お認めになりますか。
いや、沖繩のキビ作ですね、二千トンないし三千トンの増収が伝えられておるわけですが、その中で特に沖繩の離島図、多島圏小さい島々に、特にサトウキビが基幹作物として大事になっておるわけですが、この増収が予想されておるにもかかわらず含みつ糖の消費が横ばいの状態である。こういういわゆる増収と消費のバランスの問題、そのアンバランスは予想しておられますか。
離島の生産者農家といたしましても、できるだけ含みつ糖から脱却したいと、こういう意図が十分あるようです。ところが、やっぱり財政的にも限界がある、このこともまた事実であります。そこで、どうしても離島といたしましては、あるいは沖繩といたしましては生産の合理化対策あるいは販売の努力、この生産の合理化と販売努力、こういうことがない限り、離島の含みつ糖の問題は解決できない。こういうことが実情でありますが、その対策を政府としても持っておられるかどうか。
いまの含みつ糖そのものに対する国の保障施策がまず要望されるわけですが、ところが見通しとしましては、生産農家にしましても、それから県当局にしましても、できるだけ含みつから分みつへと、そういうことを検討しておる時期にもう来ておるわけなんです。ところが、壁は、やはり分みつに切りかえる場合に、どうしても施設設備、これが県自体では、あるいは島自体では、生産農家自体では解決できない、こういう壁があるわけなんです。その援助の必要をどうしても政府に認めてもらわなければ、この問題は解決しない。この点、いかがですか。
これはぜひひとつ、そういった生産者の要望を当局の方向、これで裏づけていただくように、私からも強く要望しておきたいのですが、もう一つ聞きたいのは、政府として含みつ糖を必要とするということなのか、それとももう含みつ糖はできるだけ解消して分みつ一本でいきたい、こういう方針なのか、どっちなのか。
そうしますと、いまの答弁は含みつ糖も必要だと、しかし基本的な方向としては分みつの方向へいくと、こういうことなんですね。そう受けとめていいんですね、いまの御答弁は。一〇〇%できれば分みつに持っていくと、こういうことなのか。含みつも必要である、そして分みつへできるだけと、こういう意味なのか。両方認めるという意味なのか、どっちなんですか。
それでは時間が来たようでありますので、もう一、二問お願いしたいんですが、それじゃ分みつにすると、あるいは含みつも必要だと、こういうことを前提にして、もし沖繩で、あるいは島で転換のできるサトウキビ以外の転換作物が考えられるかどうか。具体的に転換するとするならばこういうものがあるんじゃないかと、こういうことも具体的に検討しておられるかどうか。
最後に大臣に一言お尋ねして、時間が参っておりますので、終わりたいと思います。 いま含みつ糖の問題を中心に取り上げましたのは、特に糖安法による保護が分みつの場合にはなされているわけです。含みつの場合にはそのらち外に置かれて、そのたびごとに不安を生産者が持っておるのです。ですから、完全に分みつに切りかえた後ならば別といたしまして、見通しとしては、ここ当分はどうしても沖繩の離島各地におきましては含みつ糖を継続していかなければいけない。その場合に、糖安法に基づく制度を確立してほしい、法の裏づけをほしい、こういう強い要望があるわけなんですが、それに対する大臣のひとつ御見解を求めて、時間が参りましたので終わります。
私は、沖繩農業の基幹作目でありますサトウキビの問題を中心にお尋ねいたしたいと思います。 このサトウキビの値段を幾らに決めるか、いつまでに決めるかということは非常に重大な関心事でありまして、すでに沖繩農民は現地で一万人集会、総決起大会を持って、その代表として一陣、二陣と波状的に陳情、要請に参っております。きょうから第二陣がこの行動を開始いたしておるわけでありますが、それで最初にお聞きいたしたいことは、トン当たり最低二万五千円以上を要求いたしております。これがどのように検討されつつあるか、そして最終的にはいつまでにサトウキビの値段が決まるか、このことをお聞きしたいと思います。
てん菜糖の価格は決まりましたね。
農家手取り一万八千四百七十円ですか、と承っておりますが、そのとおりなんですか。
去る五十三年十月三日、まあこの前でありますが、参議院の農水委員会で附帯決議がなされておりますね。その第一項に、「てん菜、甘しょ、さとうきび、馬れいしょ及び大豆の生産者価格については、畑作物の生産の振興を期するとともに、農産物の総合的な価格体系の整備を図る観点に立ち、前年度の農家手取価格を基礎として最近における労賃、物価等の上昇を適正に織り込み、農家の所得及び再生産が十分確保できるよう引き上げること。」と、こう明記されておりますが、この決議がこのてん菜糖決定の上に、またサトウキビの値段決定の上にどのようにこれが利用、活用あるいは勘案されますか。
サトウキビの値段についてはこの農民要求に満額こたえてほしいと、こう願うわけですが、どうもその点については非常に不安を感ずるわけですが、よりそれに近づけてもらう努力をしていただきたいわけなんです。 私がこれをお聞きしましたのは、てん菜糖の価格がトン当たり一万八千四百七十円。ところがアップ率は一・九%なんですね。そうなんですね、一・九%。それで、この文面の中から、前年同月のいわゆる労働賃金のアップが五・九%ですね、それから消費者物価が四・二%ですね、その率からしますと、てん菜糖の一・九%のアップは低過ぎるんじゃないかと、こういう感じを持つわけです。勢い、これが低くということはサトウキビの値段も今度は低く抑えられると、こういう心配があ