ところで、沖縄問題はもう済んだ、沖縄を甘えさせるな、こういった声もちらほら聞こえるのでございますが、そのことについて総理はいかがお考えでしょうか。
ところで、沖縄問題はもう済んだ、沖縄を甘えさせるな、こういった声もちらほら聞こえるのでございますが、そのことについて総理はいかがお考えでしょうか。
さらにもう一点、今度は沖縄現地の立場からの声が主であると思いますが、沖縄県民の犠牲と差別の上に立って今日の日本の繁栄、発展をもたらしておるんだ、そして今また新しい差別が始まっておるんだ、こういう声もあるのでありますが、このことについて総理いかがお考えでしょうか。
今、総理の御答弁を受けて、私の質問の裏づけをこれから具体的に明らかにしてまいりたいと思いますので、率直な、明快な御答弁を求めます。 戦後四十二年、復帰十五年の節目を迎えた今日、沖縄はいまだに戦後処理が十分なされておらないという現状であることは、今さら申し上げるまでもありますまい。戦争のつめ跡が余りにも深いために、その後遺症がいまだに水面下に沈んでおる面がいっぱいあるわけなんです。 そこで、私、厚生大臣に戦後処理の立場からまず第一点。遺骨収集の現状は、そして収集遺骨と未収集の遺骨、そしてその処理計画、そしてその見通し、このことについて厚生大臣に求めます。
厚生大臣に聞きますが、その今の予算措置はどうなっておりますか。
国体をめどに完全に収集という、それは結構でしょう。余りにも遅かりし四十二年、そして復帰十五年の節目の中でこういう状態であるということをまことに遺憾に思います。 さて今度は、陸上の遺骨収集は今述べられたとおりでありますが、私は次に海中に眠る疎開学童船、いわゆる対馬丸の沈んだ児童生徒の遺骨がいまだに海中に眠っておる。遺族はもう七十、八十のじいちゃんばあちゃんになっている。自分たちの目の黒い間に、生きておる間に何としてもこの子供の遺骨をお墓に、そして霊前に、こういうせつない思いで今日まで来ております。そのことについて私はたびたびたびたび襟を正して、真心を込めて質問をいたしました。私にはね返ってくる答弁は、まことに不満そのものであります
あえて科学技術庁長官に求めました私の意図は、実は前の国会で河野洋平長官が厚生省にその意思があるならば前向きでこれを検討する用意があると、こういうことを私に答弁されたのであります。そういうことを私は信じてきょうこの質問を発したわけでありますので、ひとつよろしくお願いをいたします。
冒頭に申し上げました厚生大臣との緊密な連絡提携のもとに、ひとつこの問題を前向きで検討して前進をさせていただきたいことを重ねてお願いいたします。 次に、不発弾の処理。 沖縄県民は、爆弾をまくらにして戦後四十二年、復帰十五年の間過ごしておるという、こういうことなんです。そこで、開発庁長官、不発弾の処理状況、未処理不発弾の数、今後の処理方針、そうして完了の時期、予算の裏づけ、この点からひとつお尋ねいたします。
戦後処理の問題のまた一つを開発庁長官にお尋ねします。 沖縄のつぶれ地の問題、つぶれ地をどう処理しておられるのか、方針、そして解決、完了の時期、予算措置、お尋ねいたします。
つぶれ地の問題につきましても、戦後処理の問題を含めてですが、これは現地側の責任もありましょうが、政府の責任が最終的な責任だ、こういう理解のもとに進めてもらわなければいけない。 次に、地籍明確化作業の問題。これは沖縄の特殊事情、基地の金網の中と金網の外と使い分けがありますね、基地内は防衛施設庁、基地の外は開発庁、この両方の作業経過、現状、完了時期、予算措置、報告してください。
以上、戦後処理の面から幾つか申し上げましたが、今までの問題の結論として私が申し上げたいことは、最高責任者であられる中曽根総理は、所信表明の演説の中で、政治の原点は国民生活における安心、安全、安定の確保こそ政府の責任である、こう述べておられます。全くそうだと思います。だが、沖縄の現状と結び合わした場合に、この演説がむなしいものに聞こえてなりません。総理、あなたのおっしゃったこの演説を名実ともに裏づけていくことこそ本当のこの所信が生きていくことだと私は思うんですが、いかがでしょうか。
次に、基地の整理縮小という観点から質問いたします。 沖縄の振興開発を阻んでおるものは膨大な基地であることは今さら申し上げるまでもありません。在日米軍常時専用基地の七五%が沖縄に集中しておる。県土の一一%、沖縄本島の二〇%、しかも市町村単位になりますと最高八五%の率を基地に取られておる。こういう情勢の中で、沖縄基地の整理縮小は、県民の強い要望であると同時に、これは政府がまともに公約しておられる点であります。政府は昭和四十八年、四十九年、五十一年、三回にわたって日米安全保障協議委員会で、件数にして六十三件、面積にして五千七百四十二ヘクタールの返還合意をしておられますが、現在三四・九%の返還にしかすぎておらない。この事実からしましても
この問題に関連して、私は政府の姿勢について疑いを持たざるを得ません。 今、沖縄の国頭村の北の山の手のバリアーの基地建設をめぐって村ぐるみの闘争が展開されております。そして米軍の基地構築が中止されております。ところが、事もあろうに、防衛施設局の出先でありますこの沖縄における事務局の責任者がこういうことを述べておるんです。やめなさいと言うなら、どこに移すかということを決めないでおいてやめなさいと言うのはおかしいんじゃないかという、こういうあべこべの発言をしておるんです。まことに県民を侮辱する責任転嫁も甚だしい主客転倒、どこの政府であるかということを私は追及したいのでありますが、この一事をもってしても、いかに政府の姿勢が沖縄問題の取り
民意を十分反映してもらうよう要望します。 次に、ホークミサイル部隊の配備のことについて、その動きがありますかどうか。
恩納通信所は、民間に近いということと、さらに学校に近い距離にあるという点からも当然中止させるべきである、こういう世論、村長を初め村ぐるみ立ち上がっておる状況でありますが、このことについて政府としていかに今受けとめておられるか、お聞きします。
まだ決定未定であるということであれば幸いであります。どうかひとつ、この県民の生命、財産、人権を守り、その要望にこたえて、安心、安定、安全のこの願いを通してもらうよう重ねて強く要望しておきます。 次に、自衛隊の基地強化の一連で、一つは対潜作戦基地建設計画の件、本部町におけるこの計画は、防衛庁長官、事実であるかどうかお尋ねしたいと思います。
この本部への今の建設計画もまだ具体的になっておらぬということですので、どうかひとつ県民要望、地元要望、また喜屋武の願いをぜひ入れてもらう方向に進めてほしいということを強く申し入れておきます。 次に、OTHレーダー建設計画の件、これは伊江島における計画でありますが、これも事実かどうかお尋ねしたい。
このように一つ一つ取り上げてみましても、復帰十五年後の節目を迎えた今日、沖縄の現実はこのように願いとは裏腹に今進められつつある。そこで、このことが日米安保を優先し、沖縄県民を犠牲と差別に追いやることだ、こうとらえても政府としては返す言葉がないのではありませんか。あるとするなら返してください。反論してください。 そこで、今立ち上がりつつある沖縄県民は、沖縄闘争の新たな起爆剤にしよう、こう決意を込めて、人間の鎖で十七・四キロのあの嘉手納飛行場基地を包囲して、六月二十一日嘉手納基地包囲行動をとるのだ、こういうことで、既にこのようにマスコミで報道されておりますことはよもやお知りにならないはずはないでしょう。さらに、国際世論に訴えるという
詳しく論争する時間を持ちませんので、端的に申し上げます。 日米安保条約は日本にとってどのような利益をもたらしておるのか、日米安保条約はなぜ必要なのか、この二つの質問から答えてください、総理。
その日米安保条約の目的を達成するためにそれ以外の道は考えられないのであるか、もう一遍総理にお尋ねします。
私がなぜこのことを申し上げるかといいますと、歴代の総理や大臣がアメリカ参りをされて帰ってこられてのお言葉の中に、日米安保は強化する、このことを必ずおっしゃいます。それを聞くたびごとにショッキングな気持ちになるのは沖縄県民であります、喜屋武も含めて。それはなぜか。日米安保のかなめ、基地は沖縄にすぐはね返ってくるということなんです。そういうことで、主権在民、憲法のもとに平等の立場にある沖縄県民が、アメリカの世界戦略に追随せずに独自の平和外交によって国際社会に貢献する道は一体ないのであるか。平和憲法のもとに親善外交を進めていく、こういうことを私は訴えたいのです。 三万三千八十五ヘクタールの基地の中で二万四千八百四十九ヘクタール、七五・