日本の円高が去年の暮れから始まりまして、ことしになり、この三月下旬あたりから今日まで、全くウナギ登りと申しますか、そういうようなかっこうでもって円高の傾向が高まってきております。 これの原因は、やはり日本の貿易収支の傾向、これが円高を招来しておる一番大きな原因だと思います。こういったようなことにつきましては、円高というものは、一面においてはこれはともかく悪いことではない。しかしながら他面におきまして、今日日本の国の財政経済政策を行い、また世界と協調して、手を握って、世界経済に貢献して、歩調をともにして栄えていこうというような面から考えますと、これは手放しで喜ぶべき問題ではもちろんないことは私もよく承知いたしております。 この
