この貿易収支の黒字基調をなくして均衡を保っていこうというのが、政府の一つの財政政策の柱になっておるわけですけれども、この点については、先般来から円対策の問題を含めて議論がされているわけですけれども、政府がやろうとしていることは、国内政策としては福祉への転換だとか、また輸出に対しても貿管令などによる規制とかということをおきますと、独自にやれる手というのは、あと関税政策以外にないわけですね。というのは、あとはほかの問題というと、みんなアメリカやその他の外国と話し合って、相手方の御本人さんがどう言うかということとのかね合いできまる、こういう性質のものだと思うのですね。そうすると、実質的には、いま局長も言われたように三億ドルの効果しかないド
