大臣は先ほど、赤字国債に頼る以外に道がないという理由の一つとして、増税は無理だ、こういうようにおっしゃいました。一体増税の一つの問題としては、やはり企業課税を強化するということが、これはもう数年来この国会でも真剣な議論が重ねられてきたわけです。それは単に税制として不公正であるからというだけでなくて、これが特別償却の問題にしても準備金の制度にしても、こうした制度が高度成長をさらに維持し促進する税制の仕組みであるからというところも主要な論拠の一つに挙げられていたと思うわけです。 こういうような高度成長時代の税制の仕組みを、いま大臣もおっしゃるような低成長とか深刻な経済の状態になったこの時点でなお温存していかなければならない理由という
