そこが大切なことでございまして、合法的に成立した政府、国会の指示を受ける、こういうことでございます。
そこが大切なことでございまして、合法的に成立した政府、国会の指示を受ける、こういうことでございます。
よく政治的に中立中立とおっしゃいますけれども、政治に優先される、政治のコントロールを受ける、こういうふうに考えるわけでございます。そこで、政治というものは、国会、行政、司法とございまするが、いずれも合法的に合憲的に存在しておるものでなければいけないと思います。そういうものから指示を受けて動くのが自衛隊の実態である。何か国家から離れた横の特別な中立なものではない。よく政治に中立中立とおっしゃいまするが、前川さんと、その点は私とは大体合意が成り立っておるように思いまするが、合法的、合憲的に成立いたしておる政府、政府といえば、大きい意味でいえば、三権が一緒になったものが政府であります。小さい意味では、行政府、それから立法府、司法府それぞれ
あくまで合憲的、合法的というところに、ことに合憲的というところに力を入れておっしゃっていただきたいと思います。そういう政府ならば従うべきでしょう。
なかなかむずかしい問題で、合憲的というところに特に力を入れていただきたいというのは、あなたがちょっとおっしゃいましたけれども、革命政党云々、これが暴力革命政党ということになりますと、国民のコンセンサスが私はないと思うのです。だから、暴力があるのでして、私はマルクス主義の、お互いの講釈になると長くなりますからやめますが、とにかくそういうようなことでないということは、お互いが自由を尊ぶ民主主義の政府には従う——自由を尊ぶ民主主義の政府には従う。もう一ぺん申します。自由を尊ぶ民主主義の政府には従う、こういう意味のものが自衛隊の姿でございます。
日本と韓国とは共同防衛でも何でもございませんから、合同訓練するということは絶対にないわけでございます。
百年祭であるから何かあるかもしれないということはあらかじめ聞いておりました。そこで、国際儀礼として当然なし得ることでございますから仲間に加わった、そうして並んでお祭りみたいなことをした、こういうことでございます。
向こうへ行ったときに、招待を受けたならば、してもいいぞ、というようなあらかじめの含みはしております。ただ、許可、認可といったような、そういうようなむずかしいことでなしに、お祭りでございますから、カナダへ行ってから初めて招待があったようでございます。招待があるかもしれないということは、六月二十六日に日本を立ちましたが、練習艦隊司令官は私に言っておりまして、それならば仲間に入ってお祭りを一緒にやったらよかろう、せっかくの建国百年祭のおめでたい日であるから、ということを私は申しております。
紛争を起こしているような国とはなるべく遠慮したいと思いますが、この次にはヨーロッパに行くというのが練習艦隊の計画になっております。そこで、ヨーロッパ諸国等におきまして招待を受けた場合に、ノーと言う必要も私はないと思う。そんなに心を狭くする必要はないと考えておる次第でございます。
韓国のことは慎重に考慮しなければならないと思っております。
許す許さぬということじゃないので、ここへ行って招待があるかもしれぬという話があったから、私は包括的によかろうと言ったのです。そこで、韓国とカナダ——カナダのときには慎重考慮しないで、韓国の場合には慎重考慮する差異というのは、常識上やはり多少あるのじゃないかと思います。
仮定のことでいろいろ聞かれても困るのですが、まだ韓国から招待があったこともございませんし、そのときには、もしあれば慎重に考慮しようと、こういうわけでございます。
常識でございます。
常識でございます。
常識は、社会通念でございます。
まだそのときになってみなければわからないから、そのときには慎重に考慮しようというわけで、行くとも行かぬとも言っていないわけです、大体韓国から招待状も何も来ちゃいないのですから。
まずまず韓国と南ベトナムあたりから招待があっても、慎重にしたほうが私はいいと思います。
そこが多田さん、常識でございます。
日米合同訓練というのは、安保条約によって当然やれることでございまして、日本海でやったわけでございまするが、それでも接触事故が二度もあったわけでございます。日韓という関係は安保条約はないわけでございまして——米韓はございますけれども——でございまするから、翌々日かに米韓の間で合同訓練があったようでございまするが、こちらは直ちに大湊のほうに帰ったようなわけでございまして、でございまするから、やはり常識を働かして繊細なる配慮が必要である、こう考えております。
それだけの違いがあるでしょう。
根拠は常識でございます。