ただいま提案中の法案が否決されますと、道路運送に関する行政事項が、一部分地方に委譲されて行わしれ、一部分が陸運局に残るということになりまして、道路運送行政の上から参りまして、非常に不便がそこに生ずると考えております。
ただいま提案中の法案が否決されますと、道路運送に関する行政事項が、一部分地方に委譲されて行わしれ、一部分が陸運局に残るということになりまして、道路運送行政の上から参りまして、非常に不便がそこに生ずると考えております。
運輸大臣も当初は、全面的にこれを地方へ委譲することを好まなかつたのでありますが、種々研究いたしました末に、全部かような方式によつて委譲せざるを得ないという信念にかわつて参つた次第であります。
御承知のように陸運局の所在地におきましては、分室というものを置いておりませんでした。従つてそれは陸運局が直接にその事務をとつております。今回委譲いたす場合には、九箇所の陸運事務所を新たに設置する、こういう事態が起つて参りました。しかもその九箇所は業務量の非常に多いところであります。その意味合いからしまして、各分室における定員上の一部操作を行つたわけであります。
十分にやつて行けると考えております。
運輸大臣の信念の変化を来しました重大なる理由は、御協賛を願い、かつ御決議の趣旨も十分研究、尊重いたしたのでありますが、何分に、よく再検討をいたして見ますると、十七箇所くらいの分室を置いて処理するという事柄よりも、むしろ各府県に一つずつ置く。たといその形が地方委譲の形になつても、その方がはるかに関係業者に対して便利であるという重大なる点に翻意いたしまして、さように心境の変化をいたした次第でございます。
米窪君のただいまの御質問でありますが、それはしばしば前国会においてこの問題を審議いたしました際に、分室制度を存置して地方委譲を必要といたしました点に私は賛成をいたしまして、各委員もその線に沿うて御審議を願つたのでありますが、その当時は十七くらい以上は置けない情勢にあることはしばしば繰返して申し上げ、皆さん方のお耳に達しておるはずでございます。私が自然十七の箇所における仕事は、所詮各都道府県に全部置きます府県委譲に及ばないという信念に達したことについて、なぜ相談しなかつたかということに、しばしばあなた方委員諸君のお耳に入れておきましたことで、これはもう大多数の方がそれを御了承のことというふうに私は確信いたしております。
運輸委員会の決議の趣旨は十分尊重いたしました。しかしながら運輸大臣のとりました措置は運輸大臣の権限においていたしたのでありまして、少しも国会の委員会の諸君の精神を冒涜しておるものではないと確信いたしております。
先ほど来申し上げました通り、当時は委員会の諸君とまつたく同じ考えでおりましたが、その後冒頭に申し上げました理由を考えまして、その間に運輸大臣は全然前の考えを翻す信念に到着したわけであります。
これは国会が開かれたときに、これもあわせて御審議を願つてもよかつたのでありますが、なるべく政令で合法的に処理できますものは、一日もすみやかに委譲して、その措置をした方がよかろうという考えのもとに、実にやつた次第であります。
当時これを一括してやつた方がよかろうという議論もありました。しかしながらよく考えてみますと、やはり小口から早く委譲して、業務を地方にやらせるということがよかろうという意見もございました。運輸大臣といたしまして、いろいろ両者を比較検討いたしました結果、とりあえず政令で行けますものは政令でやつた方がよかろうということで、実はやつた次第であります。
これはやはり業務の便不便という、実際の面に重点を置いてやつたことでありまして、しかも事柄自体は、法律的に政令で、内閣の立法行為で一向さしつかえない法律上の根拠がございますので、私は国民に対して何らやましいとは考えておりません。
運輸委員会のお考えを決議文によつて十分尊重したのでありますが、当該の責任者であります運輸大臣は、現在進行いたしましたかような事柄、並びに今回提出しました法案の行き方の方が、はるかに業務の実態に対してベターであるという信念をもちまして、運輸大臣は少しもこれでやましくない。不合法でないと考えております。このあとの二点は、これは国会議員の権限でございますから、十分に御審議を願つてしかるべきであると考えております。
ただいまの御発言はごもつともな点もありますので、そういう点に気はついておりましたが、実は休会中でありましたので、何分委員の諸君をこの休会中にお集まり願うというようなことも、たいへん煩雑で御迷惑なことでもあろう。しかもこれは運輸大臣の権限において、政府の権限において、合法的措置であるという点にかんがみまして、今日から考えれば、米窪委員のおつしやる通りにやつておけばよかつたとは思つておりますが、立法的には何ら過失にないと考えております。
「分室はこれを置くことを得」と書いてありますので、ただいまるる申し上げました理由によりまして、置くことを得でありますから、これを置かざるもまた違法にあらずと解釈いたしました。
これはやはり前には地方で扱つておつたこともありますので、現段階におきましては、やはり地方庁にこれを扱わしめた方が、より実際的に行ける面もあろうという点を考慮いたしまして、賛否両論いろいろございましたが、結局かような結論になりました方が、より効果的であるという点でいたしました次第でございます。
これを小口に分割せずに、一括してやつた方がいいじやないかという御意見でございますが、ただいまも申し上げました通り、やはり小口に、できるものに分割して、地方に委譲をした方がよかろうという見解でやりましたので、もし見解が違えば、それはほんとうに見解の相違であろうと思います。なお後段の道路運送法の改正の意図はないかということでございまするが、改正する意図を待つております。次の通常国会にその改正の法案を提出いたそうと考えております。
ただいまも申し上げました通り、限られた数の分室を置くよりも、やはり全面的に各都道府県で仕事ができた方がよろしいという考えで、政令でまかなえるもの、あるいは省令でまかなえるものに、法律に先んじて措置をいたした次第であります。
いろいろの御意見がございましたが、いろいろの経過をたどつてそのことがきまりました。その結果に対しては、運輸行政に関する限り運輸大臣が責任をもつてこれをやるのでありまして、その結論に到達いたすまでには、いろいろな見解をもつて運輸大臣が、あるいは孤軍奮闘する場合もしばしばあるわけでございます。 〔大澤委員長代理退席、委員長着席〕 そのことは練達な滿尾君においては、御洞察が願えると思うのであります。要するに運輸大臣の信念の変化が、諸君の御議論の焦点となりましたことについては、まことに運輸大臣として遺憾に存ずる次第でありますが、何分にもよろしくお願いいたします。
その問題は、何分七十年の歴史のあるシステムを、コーポレーシヨンに切りかえたばかりでありまして、鉄道というものは国家の運営上非常に重大な役割を占めております関係で、遠い将来にはそういうふうな経路をたどるかもしれませんが、ただいまのところでは、その問題はさようにいたすと考えておりません。
もちろん御承知の通りに、鉄道の運営は公共性に加うるに企業性をもつて、しかも今回は独立採算制というような制度が確立いたされましたので、日本の経済界が相当に不振をきわめ、いろいろな貨物の出まわりというようなことが十分でない場合には、どうも国鉄の成績が上らないことは、これは御承知の通りなのでありまして、ただいまの状況におきましては、やはり柄澤委員の御指摘になりました通り、今日本の経済界の大手術をやつておりまするために、将来伸びんとして、まずインフレのごときは收縮して、将来の基盤をつくる今道中にありまする関係上、やはり国鉄の経営というものが、採算的に見まして十分でないという現状に、今あることをは事実であります。