私の申し上げたのはちょっとニュアンスが違うのでございますけれども、たとえば構造不況業種の典型と言われる繊維を考えてみた場合に、これは相当設備が遊んでいる。しかし現実の問題として考えた場合に、この過密社会において、一億の人間がやはり着物を着るわけですから、そういうふうに冷え切っているということは、結局民需が、消費が起こらないからじゃないかということを私は申し上げておるのです。この消費を起こす方法には、賃上げとかあるいは減税とか、いろいろの方法があると思うのです。そういうことを申し上げているわけです。
