大体最近の金融の情勢は、基調として引き締まりぎみでございますことは、仰せの通りでございます。ただ、この引き締まりの原因が、いわゆる設備投資の意欲が旺盛である、そのために資金の需要が強いということに基因しておりますので、この引き締まりの基調をゆるめるということはむしろ適当でない、こういうように考えておるわけであります。ただ、先ほどお話のありましたように、七月、八月、九月、相当財政面の揚超がございます。これが資金の供給面において、相当金融をまた締める原因になると思います。この点は、全体の基調を引き締めるということは当然でございますけれども、それが異常に金融を締めるということであっても適当でないという感覚を持っておりますので、その辺の調整
