そうです。これはまあ内偵を開始したんですから、後えは退けない。どういう意味合からおつしやるか、冗談におつしやるかどうか分りませんが、私としては後え退くわけにはいかん。
宗像三郎
参議院・警部補(警視庁刑事部捜査第二課勤務)
累計発言数
318件
最終発言
1950-03-18
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そうです。これはまあ内偵を開始したんですから、後えは退けない。どういう意味合からおつしやるか、冗談におつしやるかどうか分りませんが、私としては後え退くわけにはいかん。
まあ私の考えではですね、今言うた通りに吉武係長と意見の対立もあつたわけです。鈴木恭二を逮捕する場合、それから佐藤の内偵は吉武係長を省いてですね、直接課長にやつておるということも、これは知らんわけはないのですから、そういうことが耳に入つて私に注意的に言つたのかなというふうに考えました。
内偵に着手してからだと思うのですね。
それは知つているかどうか、私から確かめてはおりませんから、分りませんですね。
とにかく事件はすべて毎日各主任は捜査の状況はもう逐一係長に報告するわけであります。習慣的にありますから……。
ところがこの佐藤事件は課長から指示がありましたから、これは課長直属に報告せいというような指示があつたので、吉武係長を省いて私は課長に連絡を取つておるわけですから、それはもう知らん筈は私はないと思うのです。
まあ遠い部屋におるわけじやないですから、分るですね。
恐らく快いと思わないでしよう。私も非常にその中間に入つて困つておつたのです。
まあ課長さんからそういうはつきりした指示はありません。
とにかくこの問題は課長と主任と直結でやるのだから、そのつもりで俺のところへ皆報告せい、係長に報告する必要はない、こういうまあ指示だつたのです。
勿論そうです。
私もそう心得ておつたのです。
十二月の五日か六日頃でないかと思います。
前だと思うのですが……。
そうです。
そうだと思うのでございます。
それは分りません。
そういうことになりますね、その順序のことは分りません。
たしかにそう思うのですが、事件に熱中しておつたから記憶はありませんが……。
どこでですか。