それは主税局長さんのお考えとしては一応ごもつともだと私は思います。いろいろのりくつを並べましてもなかなかうまく行くものではないと思います。しかし今のお言葉をただちに借りまして、昨年の四、五月ごろですかに行われましたしようちゆうの庫出、あれによつて小さいしようちゆう業者は一斉に悲鳴をあげました。大しようちゆう業者も悲鳴をあげたでありましようが、これはある程度庫出を停止しました利益というものは必ずはね返つて来る。しようちゆうの無謀なる下落、いわゆる濫売から来ますところの企業の受ける被害というものはむしろ救われたわけでありまして、この利益というものは大しようちゆう業者に多くして零細業者はまつたくみじめである。これは当時の国税庁の酒税課長さ
