国際物価を遮断しますための方法は、一つはやはり補給金の問題であります。従つてもしそういうふうに国際物価の問題で非常にむずかしい問題が出ましたならば、補給金の問題も考え直さなければならぬのじやないかと考えております。
国際物価を遮断しますための方法は、一つはやはり補給金の問題であります。従つてもしそういうふうに国際物価の問題で非常にむずかしい問題が出ましたならば、補給金の問題も考え直さなければならぬのじやないかと考えております。
竹山委員は麦の問題は非常にお詳しいので、先般来も御教示をいただいているわけですが、対米の比率の問題は、前にも御指摘のありましたように、現在の八十幾つから六十幾つに下げることになつております。その比率の問題はそれでいいかどうかということには、参議院でも大分御意見があるようでありまして、私どもも御意見を承りながら研究はいたしております。
私は原則的には新麦の出まわり前まで、麦の値段はきめなくてもいいものだとは考えておりますが、先ほど来御質問のありましたような趣旨で、燐鉱石の補給金を考えるというときには、実は一つの伏線が出て来るわけであります。すなわち補給金のような方法でなるべく食糧を上げないという原則になりますれば、補給金をつけると同時に、もう価格はいじらないのだ、ことにこれも御指摘のありましたように、ベース全体の問題になりますと、ただいま予算を御審議願つております建前といたしましては、非常にこれは重大な問題でありますから、私どもの察見では、補給金などを、事情の許す限り考慮するような方向に持つで行つて、なるべく上げないようにいたしたい。しかも、これもまだ新麦の出まわ
御指摘のように、自立経済計画の中で重要な柱になつておりますのは、輸入の確保の問題であります。しかしその輸入の問題も世界の環境の変化、特に中共貿易をやめましたこと等の影響がありまして、多少はずれておりますことは事実であります。しかし私どもが自立経済計画を策定いたしました場合に、その取上げ方は数字そのものを追つかけますよりは、総合的な計画を策定する場合に、どういう点に努力しなければならないか、どういうところに問題の所在があるか、というようなつかみ出しかをしたいという方が、主たる念願でございます。そこで世界の環境の変化等でずれを来しました場合には、特にそういう努力を要するという結論が出て来るわけでありますが、輸入は必ずしも不可能ではないと
御指摘の通りであります。重要な資材でありますので、振りかえて確保する見通しかつきませんと、計画が非常に齟齬を来します。私どもはただいま必ず振りかえて入手ができるものだという確信を持つております。
外航適格船の保有量が非常に少くてそのために日本で必要とする輸入原材料の、おそらく二割何分くらいしか、私どもの船では運んでいないのじやないかと考えます。従つて船腹の問題が外国の船舶に依存している関係で、外国の船まわりによりまして非常に影響を受けるのでありますが、どうしても自分たちの貨物を自分たちの船で運ぶ割合を引上げたい。かように考えまして目下進歩中の新造船を促進する方法、あるいは沈船の引揚げ、修理を促進するような方法、あるいは買船、用船、特に用買船の問題は、外貨でも特別なわくをつくりまして、この問題はかなり進んでおります。すでに契約ができ達したものも数はいを数える状態だと思います。なおまた私どもとしましては、できますかどうか、あるい
事務的な説明はあとで補つていただくといたしまして現在御承知のようなことで、中共貿易がとまつていることは事実であります。ただ香港あるいはその他の地域を通して、実質的には取引も相当あるのじやないかという感じがいたします。私どもは地理的な関係からいいまして、中共貿易の重大性もよく承知いたしておりますが、講和の問題ともからみ合せまして、できれば元の取引もぜひ考えたいとは思つておりますが、現在のところは御承知のような環境で、思うように行つておりませんことは遺憾であります。
月報の数字は、おそらく事務当局で作成したものでありましてこの推定の分も事務的な推定になつていると思います。私どもは先ほど申し上げましたように、計画を達成します上で、特にひつかかつて来るような問題につきましては特別の努力もしておりまして、今事務的に推定されたものよりも、相当上まわり得るという見通しを実は持つております。なお全体の計画につきましては、先ほども触れましたようなこまかい数字の上の多少の食い違いがありましても、そういう総合的な体系のある計画を進めて行くためには、どういう点で、またどう努力をすべきか。また御指摘のような市場の変化による誤差、偏差というものを、どういう努力でカバーをするかという資料に使いたいと思つておりますので、現
この計画を立てます前提の中に書いてありますように、私どもはこの三箇年の間に、世界に非常に大きな戰争などはあり得ないものだという前提で計画いたしております。またいろいろの情報あるいは見方を総合いたしましても、私どもにはそういうふうに信ぜられるのでありますが、そういたしますと世界経済の回復というものもこれは大方の部面で相当順調に進むのではないか、御指摘の台湾の砂糖などにつきましても、荒廃が復旧するというようなこと、あるいは製糖設備の補充というようなことも考えられるのであります。現に昨年夏から、日本の肥料が相当台湾に供給することができるようになつた。その物物交換のような意味で、バーター式に砂糖も入れようじやないかというお話もあつたことは事
私どもは自由経済政策を標榜しておるから統制しないのだという、しやくし定規的な意味でなしに、統制といつても、いろいろ広い意味に使われておるような場面もありますが、私どもはマル公と割当を内容とするような統制、そういうふうに統制の意味を限局いたしますと、そういう形ほもちろんただいまの日本の経済状態には、害があつて益がないのだ、なるほど割当やマル公で表ざしきをきれいにいたしましても、割当と配給だけで、万般の物資あるいは経済活動ができるはずがありませんから、自然裏ざしきが暗くなることは、今までの経験に徴しても明らかであります。一番日本の経済で今私が困ると思います点は、まだ生産力にも彈力がないのでありますから、もしそうことで正常な取引を阻害して
砂糖の問題の前に、御指摘のような、私どもがそういう自信を表明いたしましても、一般がなかなかそれについて来ない。戰争中、かなり政府の見通しなり、言明と違つた事実が現出いたしましたような関係で、あるいはそういうふうな気分になる方も、一部にはあると思います。しかし私は砂糖の問題だけではなしに、全面的に事実をもつてこれを証明する以外には方法はないと思いまするし、またこんな場合に、つり込まれて腰があやふやになりますと、統制の気構えが、政府の言明いかんにかかわらず、国民には強く映る。映ると、事実以上にまた物が隠れるということになりまして、その事自体が原因になつて、統制の問題がまたやかましくなるような傾向になります。そこで私どもは、そういういろい
非常に広汎な問題の御意見でありましたが、私は物価高すなわちインフレだと考えることは誤りのように思います。財政的な原因、すなわちインフレ予算から、少い物資に対して有効需要が殺倒しますような場合には、物価高がそのままインフレになるものだと私は思います。ただ今日ただいまのように、国際的な物価が日本経済に反映して、輸入原材料が高い、輸出品も高いというような形において招来されておる物価高、その物価高をすなわちインフレだと御指摘になることに、私は少し考え方が違うと思います。もちろん今の物価高の中には、單にそういう国際物価の反映だけでなしに、日本経済の一つの弱み、先ほど触れましたような船腹が少いとか、そのために船運賃がかなり不利な條件に立つており
せつかくの御指摘でありますから、つけ加えて申し上げたいと思います。物価の問題を非常に御心配なさつておりますが、今の物価の中には、いろいろな見通しなり、いろいろな思惑的な動きもありまして、相当国際情勢以上に、物価高は響いているような感じがいたします。先ほど来申し上げますように、輸入の問題に対する努力、あるいは政府の確固たる方針というものが、だんだん浸透して参りますれば、物価もおちつきやせぬか。また農産物価に対する御指摘は、あなたは御專門でありますから、いつでも傾聽して伺うのでありますが、特に肥料問題、過燐酸のことに対しましては、主食が安定の基盤になつておりますことは御指摘の通りでありますから、農村に御迷惑をかけませんように、私どももた
今次長のところで見ておりますから、次長より答弁いたさせます。
ひとつ資料をつくりまして、データにしてお目にかけたいと思います。
中共貿易が正常なりせば、どういうような形になるという……。
承知いたしました。後刻調製しまして……。
もう少しそのかぎになるような御質問をしていただきたいのです。なぞをかけるようでちよつとお答えしにくいのですが、どうぞお願いいたします。
総合物価の指数だからというお断りがございましたが、生活にも響くだろうという御越意であります。これは分析していただきますと見当がつくと思いますが、物価高の主たる理由になつておりますのは、おそらく生産財のうち、基礎物資の材料に関するものが多かろうと思います。私どもこれを分析しましてまた研究いたしますが……。そういたしますと、必ずしもその数字が、生活の上にそれだけ重圧になつておるとは考えません。またかりにそういうふうに生産資材が高くても、その基礎資材が製品に至るまでの間で消化される面も出て参ります。また私が合理的循環と申し上げましたのは、物価が高くなりましても、企業の操業度が引上げられますと、関接費が下つて原価の上では相当吸收できるような
前段御指摘の、生産財が消費財にだんだん転嫁されて来る。私はその段階では当然賃金にもいい影響が出て来るものだと考えております。現に部分的ではありますが、事業界における給與が相当上つておる面も御承知だろうと思います。そういうことで生産財が消費財に来るからというときには、給與に対する好影響も当然出て来る時期だと実は見ております。また後段の、一般原則としての自由経済で行き詰まりはせぬかということでありますが、ここでどういうことを、その反対の統制経済とお考えにたるかはまだ承つておりませんが、私は逆に、統制経済をやることによつて、せつかく拡大しつつある日本の経済規模を縮小しやせぬか、むしろ私はそれを憂えるのであります。私は主義として自由経済だけ