それでは申し上げますが、そういうふうな原材料高の環境の中でも、鋼材の価格へのさし響きを、なるべく少くするように努力しなければならぬと思います。私どもの見方では、日本の鉄鋼業というものは、外国に比べまして相当の後進性を持つていると思いますので、それに対するいわゆる近代化でありますか、産業合理化でありますか、コストを引き下げるような機械設備のくふうも、当然なされていいと思います。また今御指摘のように、鋼材の原材料が高いのは、主として船運賃の暴騰に原因すると思いますから、その船運賃をもつと安くして確保いたしますために、お聞き及びかもしれませんが、船腹対策についても努力いたしております。その船腹に対する対策もだんだん鼻がついて来ておりますし
