実際には、この教科書検定の問題をめぐっては先がうまく進むんなら、昔のことを特段にここでほじくり返そうとは思いませんけれども、まあ、いわば裁判までやってきたわけですね。それで、実際その裁判で明らかになったところによれば、少なくとも条件づき不合格で当てられた教科書会社があれば、それに対しては、どこを直せば合格させるかはわりあい教えてやるわけですね。そして、不合格になったものに対しては、どれだけ言えば形式が済むかというんで、不合格だよということを言えば、あとは、何のために、どうして不合格になったのかは裁判しなければわからなくなってきたんです、これはね。こういうところは裁判所で余りにも恣意的なやり方だというようなことでまあ、いわば批判された
